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エジプトは危ない!?犯罪が多い!?   エジプト個人旅行で気をつけること

Habibi!ドイツの大学に1年間交換留学中のTsukiです!今日はエジプト旅行に行く際の注意点、これだけ押さえとけばエジプトを満喫できる情報を簡潔にまとめていきます!


出発前、入国前の注意点

SIMの準備

出発前済ませておきたいこと、、、それはズバリSIMの準備です!エジプトに入国してから携帯の使用は必須!初めての土地でわからないことだらけなので携帯は入国後すぐ使用できるとベスト!ただ、エジプトはなにしろ電波が悪いです。Googleマップでさえ使えないことが多々あり、実際Uberタクシーのアプリが電波が弱すぎて使えず配車を手配できないなんてこともありました。まあ場所によりますが、、僕はなるべく安いものを買いました。ただし安い中でも4G LTEサービスを所有するSIMを買うことをおすすめします!そしてESIM対応の携帯をお持ちの方はESIMを購入するのが個人的にはおすすめです!僕はMAYAmobileのeSIMを購入しました!5日間1GBで4ドル(605円- 2024年3月時点)とかなりお得だと思います!5日間くらいの旅行であれば1GBで充分かと!なるべく控えめに使えば余裕で5日は耐えれます。SNS系が使えるかどうかは本当に場所次第。電波がいいことを祈りましょう。
MAYAmobileのサイトのリンク貼っておくので見てみてください!(eSIM専用です)
mayamobile.egypt 

mayamobile.egypt

ドル(USD)とエジプトポンド(EGP)の準備(現金)

まず25ドル(3778円、2024年3月時点)現金かカードで支払えるようにしましょう。この25ドル、入国して観光ビザ(滞在許可1ヶ月)を取得するのに必要です。多くのサイトには現金支払いと書いてあることがありますが、僕がエジプトに行った2024年3月時点ではカードでも支払いができました。カードで支払いをする際はカードの名義とパスポートに記載されている名前が一致しないと使用できないので注意してくださいね!(当たり前ですが笑) 
僕たちは3人で行って各々25ドル支払いましたが空港職員に尋ねたところ、複数人分を1人が支払うことも可能だそうです。基本的にカードを使用できるところではVISA対応が多かった気がするのでVISAのカードを持っていくのが無難かと思います。
そして旅行中に使用する現金をエジプトポンド(EGP)で用意しましょう。僕の場合、5日間の旅行で1400EGP(4512円-2024年3月時点)ほど使用しました。(ホテル代、飛行機代は別)タクシーは現金必須、レストランも場所によっては現金支払いのみ、バザール内のお土産屋も現金支払いのみのお店もあるので現金を用意することを忘れずに!日本円やユーロ、アメリカドルを現金で持っているとそれらを要求されることも多々あるのでエジプトポンドだけをエジプト内では持つようにするのが良いと思います。
エジプトポンドが急落して2024年3月時点で1EGP=3.22円、現地の人々はEGPには価値があまりないとわかっているのでアメリカドルやユーロ、日本円を要求してきますがそれらの通貨だと結構な金額を請求されたので注意しましょう。

滞在中の注意点

到着後、空港内で気をつけること

入国後、観光ビザを取得し、携帯の準備も万端になったところでホッと一息、、、ついてる場合じゃあありません!空港内にはまだまだ注意するべきことがたくさん。まずは荷物受け取り。預け入れしていた荷物が流れてきたら即座に自分で取りに行きましょう!空港職員 (?)が手伝おうとしてくれますが、ほとんどがチップ目的のようでした。無駄なチップを払わないためにも荷物は自分で管理しましょう。荷物受け取りが無事終了し空港の到着口、出口へ向かうと、、、次に訪れるのはタクシー勧誘の嵐。無視できるなら無視するのがベストです。無視するのが難しい場合は頑なに”No!”の姿勢を見せましょう。少しでも隙を見せるとどこまでも着いてきてしつこく勧誘してきます。

タクシー利用の際の注意点

おすすめの移動手段はズバリ、、、タクシーです!ただのタクシーではなく、Uberタクシー配車アプリで手配するタクシーを今回の旅行では使用しました。ただのタクシーを利用するとほぼほぼぼったくられます。ですが、Uberタクシーのアプリを使うと値段が最初から決まっており、目的地に到着後その値段を現金で支払うというシンプルな仕組みになっているのでストレスフリーで移動できます。ただし、現金でのみ支払い可能なので注意してください。タクシーの料金がとても安いので移動はUberタクシー一択でした。カイロの中であれば、40EGP(128円-2024年3月時点)〜300EGP(964円-2024年3月時点)で移動できます。Uberタクシーは野良のタクシーよりは安全で価格も安いですが安心はできません。Uberのドライバーの中にも観光客からお金を巻き上げようとしてくるドライバーも紛れ込んでいます。今からUberタクシーを利用する際の注意点をまとめていきます。

〜配車から車に乗り込むまで〜
1. 予約完了後、値段とドライバーの名前、車種、車のナンバーが表示される画面をスクショする(スクショしなくてもいいですが僕は電波が悪くなってアプリが起動できなくなった時のために一応してました)

2. 乗車場所でタクシーが来るのを待つ(タクシードライバーが到着する目安の時間がアプリ上に表示されるのでその時間に合わせて乗車場所で待ちましょう)*待っている間も野良のタクシードライバーから声をかけられますが『もう予約した (I have already booked it アイハブオールレディブックドイット)』といえばほとんどのドライバーが諦めてくれました

3. タクシーが到着したのを確認し、まずタクシーのナンバーと車種を確認する(ナンバーはアラビア語で書いてあり僕は読めなかったので車種と車の色で判断していました)

4. 運転手の名前を確認する(僕は『〇〇さんですか?』と直接聞くようにしてました)

5. 乗り込んでドアを閉める前に金額が書かれている画面をドライバーに見せながら、『この値段であっていますよね?(This is the price, right? ディスイズザプライス、ライト?)』と聞いて確認する。(大抵のドライバーはすぐにYesと言ってくれますが、たまにあやふやな返事をしてくるドライバーもいるのでしっかり値段があっているか確認しましょう)
*僕が初めて乗った際に、値段を確認しなかったところ表示額とは違う莫大な金額(一人50ドル)を請求されました。『Uberタクシーを使っているから変なドライバーはいない』と油断しないようにしましょう。

*Uberタクシーの中でも僕達は常に"Uber X"というプランを選んでいました。オプションの中では高い方ですが、ほとんどの車が綺麗で新しく、安全運転してくれる運転手さんでした!

これらの選択肢の他にも”タクシー”という選択肢もあった
でも、Uber Xを選んでおけば間違い無いかと。

〜移動中〜
移動中はタクシーに乗っているだけなので、これといって注意することはありません。強いて言うならGoogleマップで正しい方向に進んでいるか確認するとか、寝ないようにするとかですかね。
このパートでは、僕がエジプトで10人程度のドライバーに送迎してもらって感じた、当たりのドライバー(表示された値段で送迎してくれる)の特徴やハズレのドライバー(お金を巻き上げようとしてくる)の特徴をまとめていきます。*あくまで個人的な意見なので、ご参考までに。

当たりのドライバー
・車が綺麗(外装はもちろん、ハンドルやシフトレバーが清潔でカバーが着いている場合もある)
・寡黙(自分からは喋りかけてこない)
・片耳に線付きイヤフォンをしていて携帯がダッシュボード付近に固定してある(携帯にマップを表示している)

ハズレのドライバー
・めちゃくちゃ話しかけてくる(もちろん、話しかけてくるドライバー全員が悪い人な訳ではない)
・出発前、値段を確認した時にあやふやな返事をしたり、はぐらかしてきたりする(そういう時は車から荷物を持って降りてそのタクシーをキャンセルし、別のタクシーを手配するのもいいかもしれません)

僕は2人ハズレのドライバーを引きました。1人目は値段を確認し忘れて、目的地に向かう途中で1人50ドルずつ要求されました。ホテルに到着後、ホテルのセキュリティに相談してなんとか解決してもらい事なきを得ましたが、初めてのことすぎて支払いそうになりました。Uberアプリを使用している以上、アプリ内で取引が成立し言い値で請求される事自体がおかしいので支払う必要はありません。2人目は、乗った瞬間から話しかけてきて、1日専属のドライバーになってあげるとの勧誘を受けました。額も1人30ドルずつ請求してきて最終的には3人で700エジプトポンドで提案されましたがそれでも、1回1回自分たちでUberタクシーを手配した方が断然安いので断りました。目的地に着いた後も勧誘は止まらずようやく下車する時にアプリに記載されている値段よりも少し高い値段を要求してきましたが、最初に値段を確認したということを伝え続けて最終的にはアプリに記載されている値段だけ払ってタクシーから降りました。こういうドライバーは稀ではありますが可能性はゼロではないということを肝に銘じておいてください。

〜利用終了後〜
タクシーから降りる際は忘れ物がないようにチェックしてから降りるようにしましょう。あとは、タクシーのレビューをして利用は終了です。
アプリ自体はとても使いやすいのでエジプト旅行中は重宝していました。何より安いですしね。笑

Uber公式ウェブサイトのリンクも一応載せておきますので、インストールがお済みでない方は参考にしてみてください!
Uber ←リンク

ホテル滞在中の注意点

ホテル滞在中の注意点は主に2つあります!1つ目は水関連!2つ目は1日ガイドツアーの勧誘!

〜水関連〜
前提として、水道水は飲めません。水道水やシャワーの水が口に入っただけでもお腹を下す場合があります。厚生労働省によると、エジプトの水道管は老朽していたり、接続部が不良であったりするため、各戸に給水される途中で病原菌等が混入する可能性があるそうです。また、硬水のため日本人では一過性の下痢を起こすことがあります。水回りはいくら良いホテルであっても細心の注意を払うに越したことはないでしょう。シャワーを浴びる際は歌いたくなる気持ちをぐっと堪えて口を開かず浴びるようにしていました。歯磨きをする際はホテルの部屋に常備してあるポットであらかじめお湯を沸かして冷ましておいた水を使って歯ブラシを洗い、うがいをしていました。それでも気になる人は市販のミネラルウォーターを多めに買ってそれを使うのも良いかもしれませんね。また、朝食のビュッフェに出されるサラダも口にしないようにしていました。野菜系も火入れされていないものは注意したほうがいいかもしれません。水回りは注意していたつもりでしたが、エジプト旅行から帰ってきた後の二週間は腹痛に悩まされました。凄まじいエジプト、、、

〜1日ガイドツアーの勧誘〜
これはホテルによって違うかもしれませんが、僕たちが今回3泊宿泊した"Pyramid Front Hotel"ではフロントの方から1日ガイドツアーの勧誘を2度ほど受けました。勧誘の内容としては、1日に3箇所程度の観光地をホテルの専属ドライバーと英語のガイドツアー付きで観光し、ホテルまで戻ってくるという内容でした。とてもありがたく、安全に旅行することが出来るので、このツアーを使うのも全然ありだと思いますが、値段は1人50ドルとめちゃくちゃ高いです。これも最終的には3人で50ドルまで値引きされましたが、それでも自分たちでUberを使って観光する方が安かったので僕たちはお断りさせていただきました。比較的安全に観光したくて、お金に余裕がある人はツアーを使用してもいいかもしれませんね!話は少しそれますが、飲料水を購入したいときはホテルでも頼めますが、僕たちが宿泊したホテルでは水600mlが1ドル(151円ー2024年 3月時点 )とエジプトにしては高かったので、近くのスーパーマーケットまで行って買うことをお勧めします。僕たちが利用したスーパーだと水600mlを10EGP(32円ー2024年 3月時点 )で購入できました。

観光中の注意点

続いては観光中の注意点です。僕たちは今回の4泊5日エジプト旅行で4つの場所(ピラミッド、バザール、モスク、博物館)を観光しました。それぞれの注意点をまとめていくのでぜひ参考にしてみてください。

ピラミッド編

ピラミッド観光が1番注意する点が多いかと思います。実際僕たちもピラミッド観光が1番精神的にも体力的にもきつかったです。第一関門は入場ですね。僕たちの場合はピラミッド入り口付近がタクシーで入場できる場所ではないのでまず、入場門から徒歩5分程度の場所にある駐車場のような場所におろされました。そこには車だけではなくラクダや馬を連れた人たちがいて少し歩くだけでラクダ乗りや乗馬勧誘の嵐でした。もちろんそこからラクダで移動したり馬で移動したりすることはできますが、入場券も買ってないままピラミッドが見れる場所にラクダや馬で入場できるか怪しかったので、僕たちは入場券が買える場所まで歩いて行きました。歩く人はいないと勧誘の人たちから言われますが、周りは歩いている人だらけでした。入場口に着くと黄緑っぽい名札をつけている人が列の案内をしてくれます。その名札をつけている人がオフィシャルの人だと信じたいですが、その名札をつけている人たちがオフィシャルである!とは言い切れません。笑 僕たちはピラミッドエリアに入場するためのエリアチケットとクフ王のピラミッド内部に入るためのチケットを購入しました。ピラミッドエリアチケットは入場のために必ず購入しなければいけませんが、それ以外は自分たちの判断で購入するかしないか決めることができます。ピラミッドエリアのチケットは学生用の値段で230エジプトポンド(736円ー2024年 3月時点)、クフ王のピラミッド内部見学の値段は、学生用450エジプトポンド(1440円ー2024年 3月時点)でした。

僕たちは学生証を持っていたのでそれをチケット売り場の人に見せると学生用の値段で入場券を買うことができましたが、入場する前の荷物チェックの人からはただの学生証ではなく国際学生証を持っていないと学生の値段では入場できないと言われて止められました。最終的には入れてくれたのですが、入れてあげたお礼にチップをくれ、と要求されて結局その人に一人100エジプトポンドずつ払いました。ただ難癖をつけられてお金を取られただけなのか、本当に国際学生証が必要なのかはわかりませんが心配な人は国際学生証を作ってから行くのがいいかもしれません。国際学生証は2200円で発行できISIC(国際学生証)のアプリの中でバーチャル形式で提供されています。カードのサンプルの画像と国際学生証の発行手続きができるサイトのリンクを載せておきますので参考にしてみてください!
リンクはこちらです!←リンク


国際学生証サンプル

さあいよいよピラミッド観光スタート!入場した途端にラクダやうまの勧誘が始まります。最初に見れるのはスフィンクス!スフィンクスの像があるところまでは徒歩で行ける距離なのでラクダは使わず徒歩で行きました。スフィンクスを見終えるといよいよピラミッドへ。ここで僕たちはラクダに乗りました。勧誘の人がたくさんいるので、選ぶのが難しいと思いますが値段の目安としてラクダには1000円以下 (307エジプトポンドー2024年3月時点)で乗れるという認識でいいかと思います。最初はもちろん高値で要求されると思いますが、『他のところで乗る』や『他のところはもっと安かった』など言うと、どんどん値段は下がっていきます。僕たちはお土産通りの終点近くにいた人(黄緑のオフィシャルらしき札を首からぶら下げていた)のラクダに乗りました。

ラクダ乗り場からの景色こんな感じ

ビックツアー(1時間)とスモールツアー(30分)があり、スモールツアーが良いと説明したところ、最初は1人400エジプトポンド(1301円ー2024年3月時点)でしたが『他のところは250エジプトポンドだったからそっちに行く』と言うと1人250エジプトポンド(813円ー2024年3月時点)でラクダに乗り、スモールツアーを体験することができました。ビックツアーになると値段ももう少し上がると思います。スモールツアーはラクダに乗って、9つのピラミッドが一望できる”パノラマ”と呼ばれる場所に行き、写真撮影をしてもらった後に、クフ王のピラミッドまで移動して終了というツアー内容でした。ツアーをしてくれた人はとてもいい人で写真もたくさん撮ってくれました。ツアー終了後、その人にチップを渡しました。チップは気持ちなので人によって異なるかと思いますが、僕たちは3人で200エジプトポンド渡しました。

パノラマからの景色

そしてついにクフ王のピラミッドが目の前に!これは写真に納めねば!と写真を撮っていたところ、ラクダに乗った陽気な人が両手をあげて写り込んできました。これがプチ地獄の始まりです。陽気写り込んできたのでこちらも陽気にワイワイしているとラクダから降りてきて肩を組まれツーショット撮ろうと言われました。ツーショットを撮ると急にバンダナを頭に巻かれ、ラクダに無理やり乗らされました。これはチップ要求されるやつやん、と思いながらもやめ時が分からずなすがままにしていると次の瞬間にはどこか違う場所に連れて行かれていました。その間友達たちは後ろを歩いてついてきているだけ。どこに行っているか聞いてもあやふやな返事しかされず、ラクダの上でプチ暴れを披露するとようやく下ろしてくれました。5分ほどラクダに乗せられていたでしょうか。チップを当たり前のように要求してきて値段は驚異の1人50ドル。驚きました。2人はただ後ろからついてきて少し写真に写っただけなのに、、流石に払えないと言うことで口論の末、たまたま持っていた10ユーロと200エジプトポンドを支払いました。このように勝手に写真に写り込み、半ば強引にラクダに乗せた挙句、行きたくもない場所に連れて行き、高額のチップを要求してくるような人もいるのでくれぐれもそう言う人に遭遇したら無視するか”NO”の姿勢を見せましょう。

地獄の始まり

そんなこんなでいよいよピラミッド内部へ!僕たちはクフ王のピラミッドの中に入ったのですが、感想は、めちゃくちゃ暑い!狭い!そしてきつい!でした。しゃがむような体勢じゃないと頭がぶつかるような空間を階段を使って登って行き、登り着いた先の小さな通路を抜けると、玄室と呼ばれる石棺がポツンと置かれている蒸し暑い部屋に到着しました。登ってきた人たちのほとんどは汗だくで中には途中で登るのをやめて引き返す人もいました。狭いところが苦手な人はおすすめしません。実際僕たち3人のうち1人は軽い閉所恐怖症を持っており、登るのを途中で断念しました。ピラミッド内部はとても狭くて暑いし、登り切るのは少し大変ですが、登り切った先の玄室では登り切った人たちとの絆を感じました。せっかくエジプトに行くのなら、内部を体験するのもいいかもしれませんね!

バザール編

続いてバザール編に移って行きます!僕はヨーロッパのいくつかの国にも旅行して、お土産屋さんにも足繁く通っている方だと思いますが、エジプトのバザール、僕的には過去1でした。バザールでのショッピング中はずっとテンション爆上がりでした!なんといっても安いので、今までで1番多く買い物したと思います!バザールをぶらぶらする際に気をつけることは特にありませんが、積極的に値下げ交渉をした方が良いです!ほとんどの店が言い値で商品を売っており最初は必ず高めの価格設定をしてきますが、交渉次第で安い値段で買うことができます。カードで支払える店もありますが、現金も携帯するのが無難です。積極的に値下げ交渉をした方が良いと言いましたが、何でもかんでも値下げ交渉をするのではなくあくまで、商品の質の割に値段が合っていないと感じた場合のみ値下げ交渉をするようにしましょう。中にはまともな値段で親切に質の良い商品を売っている人もいるのでそういう人たちの商品は、値下げ交渉せずにそのままの値段で購入するのも良いのではないかなと個人的には思います。実際僕たちも値下げ交渉せずに最初の言い値で購入した商品もいくつかあります。値下げ交渉がめんどくさい人や、値下げすべきか考えるために労力を割きたくない人におすすめのお店があるので紹介させてください。お店の名前は、"Jordi bazar shop"といい、バザール内のお店の中では珍しい、すべての商品に値札がついており、値段が固定であるというお店です。バザールの他の店が高値で売っている商品もここではとても安く購入することができました。実際に僕は”Jordi bazar shop”で下の写真にある四体の像(?)を購入したのですが、他のお店では、値下げ交渉した上で一体100エジプトポンドだったのですが、"Jordi"では一体35エジプトポンドで購入できました。

写真で見るより男前やし、美女

アクセサリーをバザールで購入する際、本物のシルバーアイテムを購入したい人は、お店の人に政府公認のスタンプをもらっているか確認した上で購入するようにしましょう。本物じゃなくても可愛かったり、かっこよかったりしたらOK!という人は神経質にならなくても良いかもしれません。僕はバザール内ではなく、大エジプト博物館の中にある政府公認のシルバーのお店でネックレスを買ったのですがそのお店の本店がどうやらバザールの近くにもあるそうなので一応、場所とインスタのリンクを貼っておきます。ちなみにお店の名前は”Atef Wasse Silver”です!インスタのリンクはこちら→インスタ
僕が行った博物館の中のお店の店員さんはとても紳士で対応が良く、僕にぴったりのネックレスを選んでくれたのでとてもおすすめです!気になった方はぜひチェックしてみてください!

モスク編

続きましてモスク!僕たちはムハンマド・アリー・モスクアズハル・モスクのふたつのモスクに行きました!どちらも違う美しさがあってとてもよかったです!ムハンマド・アリー・モスクは入場料が230エジプトポンド(736円ー2024年 3月時点)、アズハル・モスクは入場料はかかりませんでした。モスクに入場する際は女性は特に服装関連の注意点があるのでそちらを書いていきます。本来モスクに行く際に女性は、体のラインが強調される洋服や肌の露出が多い洋服で行くことは禁止されています。ヘッドスカーフの着用も必須で髪の毛を覆い隠す必要があります。男性は短パンやノースリーブを着用しないということがドレスコードになっています。そして写真を撮る際は両手をあげたり、ピースをしたりといった派手なポーズで撮るのではなく、自然体な感じで撮ることをおすすめします。
ムハンマド・アリー・モスクは観光用のモスクという印象が強く観光客がたくさんおり、ドレスコードも一応ありはするのですが、そんなに厳しくない印象を持ちました。実際モスク内には、半袖でヘッドスカーフを着用していない方もちらほらいました。(観光客)ただ、僕的には”モスク感”、”エジプトに来たぞ感”を出すためにモスクのドレスコードに合わせた服装、格好で行くのが良いかなと思い、スカーフも現地調達してモスクを訪れました。(スカーフはバザールで見つけました)
続いてアズハル・モスクですが、こちらのモスクは観光客よりも現地のイスラム教の人達が多かったです。アズハルではドレスコードもきちんと遵守する必要がありました。僕の他に女性が2人いたのですが、その2人は別室のようなところで専用の、全身が隠せるような服に着替えてからの入場になりました。服は無料で貸し出してくれていたので心配しなくて大丈夫です!こちらのモスクではヘッドスカーフも必須で、少し髪が見えていたりすると、地元の人が注意してくれて髪の毛が出ないようにスカーフを結び直してくれました。

博物館編

博物館に行く際の注意点は主に荷物関連のものが多かったかと思います。僕達は、大エジプト博物館エジプト考古学博物館にいきました!どちらの博物館も”豪華”という印象でした。個人的には大エジプト博物館の方が好きでした。大エジプト博物館はまだ完成はしていなかったのですがそれでも充分満足できました。完成してからもう一度行くのが夢です。
まずは僕イチオシの大エジプト博物館。入場とガイドツアー、ツタンカーメンのムービーショー込みのチケットの値段が、学生用で750エジプトポンド (2401円ー2024年3月時点)でした。他の観光施設にしてはずば抜けて高かったですが、払う価値はあったと感じました!この博物館で注意する点は、カメラの持ち込みが禁止だということです!館内の写真をスマホで撮ることは可能なのですが、カメラの持ち込みはなぜか禁止でした。僕達は一台デジカメを持って行っていたのですが入場前にセキュリティルームに預けて入場しました。注意点はそれくらいですかね。この博物館はお土産屋さんも充実していてもちろんバザールよりは値段は高くなるかもしれませんが、お土産の質がどれも高く、どれを買うか迷いすぎて終始頭を抱えていました。

チケットの値段

続いてのエジプト考古学博物館のチケットは学生用で230エジプトポンド(736円ー2024年 3月時点)でした。この博物館は手荷物を預け入れる場所があり、手荷物を預けることができるのですが何と値段が決まっておらずこちらに委ねられました。僕達は、ちょうど手元にあった2ユーロを支払いましたがもしかしたら支払わなくても良いのかもしれません。僕達は2ユーロで預かり係の人の弾けるような笑顔を見れたので良しとしました。博物館のオープン時間が17:00までなのに対して、荷物預け入れカウンターは16:00までなのでそこが注意するポイントになるかもしれません。

エジプト考古学博物館の入場料
上の値段はエジプト人とアラブ市民用


帰国後の注意点

帰国後はとにかく水をたくさん飲むこと、健康的な食生活をすること、規則的な生活習慣で生活することが大事になってくるかと思います!エジプトは、日本やヨーロッパの進んでいる国とは違い、日本人の体に合った食べ物や水をalways提供してくれる訳ではないので、帰国後に体調を崩してしまう人も多いかと思います。何もなければそれに越したことはありませんが、エジプト旅行後はいつもよりも自分の体に気を遣ってあげることをおすすめします。実際、僕は帰国後二週間程度腹痛に悩まされ病院に行こうか迷った程でした。結局病院には行かずに、水をたくさん飲んで、固形物をたくさん食べていると徐々に回復しましたがこんなに長い間腹痛に悩まされたのは初めてだったので心配でした。僕の友達も同じように腹痛に悩まされ、病院に行って薬をもらって治療していました。まあ何にせよ帰国後は体に気を遣った生活をしてあげること、これが1番大切だと思います。

以上、エジプト旅行に行く際に気をつけることまとめでした!書く前はこんなに長くなるとは思いませんでしたが、書き始めると筆が止まりませんでした。こんなに細かくたくさん書いたのはあくまで、エジプト旅行に行こうかなと考えている皆さんにこれさえ気をつければエジプトを100パーセント楽しめるということを伝えたかったからです。僕の中では、エジプト旅行が今まで旅行したどの国よりも楽しい旅行になったので皆さんにも楽しんでもらえたら嬉しいです!この他にも旅行記的なものをゆるーく書いていけたらなと思っているので、興味がある人はぜひそちらもチェックしてみてください!またどこかで!Auf Wiedersehen!


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