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学べるCINEMA

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人生を生きる上で私が学べると感じた映画や動画を紹介しています。 地球温暖化で様々な危機を煽られていますが、CO2削減は小学校レベルの教育でおかしいことに気がつきます、植物と動物は…
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2023年2月の記事一覧

再生

『21世紀の資本』

金持ち側がグレートリセット推進のために作った映画でしょうかねw 経済と歴史や政治、権力、社会システムとの関係性を紐解いていく。 現在の格差社会はどう生まれ、そして、未来はどうなっていくのか──。 フランスの経済学者トマ・ピケティの経済学書『21世紀の資本』が、社会派ドキュメンタリーとして同名で映画化。 来月3月20日(金)より「新宿シネマカリテ」ほか全国で順次公開となる。 2014年に日本でも発売され、世界で300万部を超えるベストセラーに書かれているのは「いくら働いても豊かになれない秘密」など、21世紀を生き抜くために知っておくべき経済的、社会的な課題。 原作は700ページという超大作で完読するのが難しい一冊としても知られることから、映画では著者自身の監修・出演により、経済学に詳しくなくとも五感で理解できるよう難しい数式などを一切使わずに映像化。 『ウォール街』『プライドと偏見』『レ・ミゼラブル』『ザ・シンプソンズ』といった名作映画やアニメ、小説などの素材を使い、経済と歴史や政治、権力、社会システムとの関係性を紐解いていく。 「先進国では人口の2/3が、両親よりも貧乏になるでしょう」など衝撃的な内容が語られる予告編はYouTubeで公開中。 https://tabi-labo.com/294094/wt-21shihonn

再生

PLAN75

2025年に日本は五人に一人が75歳以上の時代、あと3年という現実の今この映画の公開。 命の危機感と尊さ・生きていることは罪なんでしょうか・・・号泣映画です。 現在AmazonPrimeにて観覧可能 https://www.amazon.co.jp/dp/B0B8S6DF6T/ref=dvm_jp_pv_sm_tw_a_001429 昨今高齢者を自死へ追い込む言動、成田悠輔氏『高齢者の集団自決:高齢者の集団切腹:高齢者の安楽死の強制も・・』ホリエモンも高齢化への対応に同じ様なことを発信している。 国が決めれる法律でこういう未来が本当に考えているのか・・・ 映画などとは思わないで欲しい、過去の映画が事実になった事例は数知れず。 第75回カンヌ国際映画祭 カメラドール 特別表彰! 「ある視点」部門正式出品!『PLAN 75』6.17公開 それは、75歳から自らの生死を選択できる制度 ――果たして、是か、非か 少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本。満75歳から生死の選択権を与える制度<プラン75>が国会で可決・施行された。様々な物議を醸していたが、超高齢化問題の解決策として、世間は受け入れムードとなる。 夫と死別して一人暮らしの角谷ミチ(倍賞千恵子)は78歳。ある日、高齢を理由にホテルの客室清掃の仕事を突然解雇される。住む場所をも失いそうになった彼女は<プラン75>の申請を検討し始める。一方、市役所の<プラン75>の申請窓口で働くヒロム(磯村勇斗)、死を選んだお年寄りに“その日”が来る直前までサポートするコールセンタースタッフの瑶子(河合優実)は、このシステムの存在に疑問を抱いていく……。 物語の中心となるミチに、9年ぶりの主演作となる名優・倍賞千恵子。若い世代のヒロムと瑶子をそれぞれ、磯村勇斗と河合優実が演じ、たかお鷹やステファニー・アリアン、大方斐紗子、串田和美らが顔を揃える。 監督・脚本は、本作が長編初監督作品ながら、2022年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品の快挙を成し遂げた、早川千絵。年齢による命の線引きというセンセーショナルなモチーフを打ち出しつつ、細やかな演出で、この世界を懸命に生きる人々を丁寧に描いた。2025年には日本の国民の5人に1人が75歳以上になると言われる今、ここに映し出される状況は決して絵空事と言い切れない。他者への不寛容や痛みに対する想像力の欠如といった世の中への危機感とともに、命の尊さを静かに、そして強く訴える。 出演:#倍賞千恵子    #磯村勇斗 #たかお鷹 #河合優実    #ステファニー・アリアン #大方斐紗子 #串田和美 脚本・監督:#早川千絵 配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ 公式サイト:https://happinet-phantom.com/plan75 公式Twitter:https://twitter.com/PLAN75movie

再生

チャップリンの映画「独裁者」の最終部演説に学ぶ

喜劇王チャップリンの映画「独裁者」 1940年に公開したアメリカ映画で、チャールズ・チャップリンが監督・製作・脚本・主演を務めた、ラストシーンのチャップリンの約5分間に渡るスピーチ・演説は映画史に残る名シーンであり、映画公開から83年たっても変わらなかった社会なんだと感じます。 1977年12月25日のクリスマスの早朝、チャップリンは自宅で睡眠中に脳卒中のため88歳で亡くなった. 1957年のインタビューで、チャップリンは自身の政治的姿勢について「政治に関しては、私はアナーキストだよ。政府や規則、束縛は嫌いだ…人間は自由であるべきだ」と発言した人物である。 演説・・・・・・・ 皇帝になるのはごめんだ 私には関係ないことだ 誰かを支配したり、征服したりしたいとは思わない できれば皆を助けたい ユダヤ人も、異邦人も、黒人も、白人も みんな助け合いたい 人間とはそういうものだ お互いの不幸でなく、お互いの幸せで生きていきたい 憎しみ合ったり、軽蔑し合ったりはしたくない そして、この世界はみんなのために余裕があり、良い地球は豊かで、みんなを養うことができる 自由で美しい生き方ができるのに、私たちはその道を失ってしまった 欲が人の魂をむしばみ、憎しみで世界を塞ぎ、不幸と流血の中に雁字搦めにしてしまったのだ 私たちはスピードを開発したが、自分自身を閉じ込めてしまった 豊かさをもたらす機械は、我々に欠乏をもたらした 知識は私たちを冷笑的にした 私たちの賢さは、硬くて不親切だ 私たちは考えすぎ、感じなさすぎなのだ 機械よりも、人間性が必要だ 賢さよりも、優しさと親切が必要なのだ これらの資質がなければ、人生は暴力的になり、すべてが失われる 飛行機とラジオは、私たちをより親密にしてくれました これらの発明の本質は、人間の善良さを求めるものであり、普遍的な兄弟愛を求めるものであり、私たち全員の団結を求めるものである いまでも私の声は、世界中の何百万という人々に届いている 何百万という絶望した男性、女性、そして小さな子供たちが、無実の人々を拷問し投獄するシステムの犠牲になっているのだ 私の声を聞くことができる人たちに、私は言う -絶望しないでください! 今、私たちの上にある不幸は、欲の通過点に過ぎない 人類の進歩の道を恐れる男たちの恨みなのである 人間の憎しみは過ぎ去り、独裁者は死に、彼らが人々から奪った権力は人々の手に戻るだろう 人が死ぬ限り 自由は決して消滅しない 兵士たちよ! お前たちを軽蔑し、奴隷にし、お前たちの生活を規制し、何をすべきか、何を考え、何を感じるべきかを指示する野蛮人に、お前たちの身を任せるな! お前たちを訓練し、食事させ、家畜のように扱い、大砲の餌にする者たちだ! この不自然な男たちに自らを捧げるな! -機械の心と機械の頭を持つ機械の男たちに自らを捧げるな!! 君たちは機械ではない! 家畜ではない! 君たちは人間だ! 君たちの心には人間愛がある! 憎んではいない! 憎むのは愛されていない者だけ - 愛されていない者、不自然な者だ! 兵士たちよ! 奴隷のために戦うな! 自由のために戦え! 聖ルカ第17章にはこう書かれている。 "神の国は人間の中にある" 一人の人間でもなく 一群の人間でもなく 全ての人間の中にある! あなたの中にあるのだ! あなた方、人々には力があるのだ! 幸福を創造する力。 あなた方人々には、この人生を自由で美しいものにし、この人生を素晴らしい冒険にする力がある! ならば、民主主義の名のもとに、その力を使おう! --みんなで団結しよう! 新しい世界のために戦おう! 人間に働く機会を与え、若者に未来を与え、老人に安心を与える、まっとうな世界のために これらの約束によって、獣は権力にのし上がった しかし、彼らはうそをついています! 彼らはその約束を果たさない! 彼らは決してそうしない! 独裁者は自分自身を自由にするが、人民を奴隷にするのだ! さあ、その約束を果たすために戦おう! 世界を自由にするために、国の壁をなくすために、貪欲、憎悪、不寛容をなくすために、戦おう! 理性的な世界のために戦おう科学と進歩が全ての人の幸福につながる世界のために戦おう! 兵士たちよ! 民主主義の名のもとに、われわれは団結しよう!