風船箱の可能性を引き出していただいた話
こんにちは。パズルの作問に夢中になっていたら、筆跡を擦って手が真っ黒になっていた、はいびじーです。
「風船箱の可能性を引き出していただいた話」を書いてみようと思います。本日のテーマは「可能性」であります。
早速ですが、拙作「風船箱」を、帆立座先生のnote記事で取り扱っていただきました。ありがとうございます。とっても嬉しいです。
こちらの記事で、帆立座先生による風船箱の新作問題が公開されております。オモパファンの皆様、是非ご訪問下さい。
他のパズル作家の先生方が作って下さった風船箱の問題で遊んでみたいと思っていたのですが、パズル通信ニコリの次号を待つことなく、僕の願いが叶ってしまいました。これでもう、次号のオモパ検討枠から風船箱が落選していたとしても、もう何も思い残すことはありません。(いやいやいや! それで良いのか?!)
さて、帆立座先生のnote記事の解説によりますと、風船箱を
「四角に切れの要素とナンバーリンクの要素と独自の要素を持ったパズル」
と評して下さっております。
何と、そうだったのかー!
風船箱には「ナンバーリンク」の要素もあったんだー!!
作者の僕自身が全く気付いておりませんでした。当初僕がオモパに投稿した作問にも、ナンバーリンクの概念は含まれておりません。うわぁ…目からウロコ。
よーし、ナンバーリンクを意識した場合、どんな問題が作れるのか、ちょっと試してみよう!
で、できました! こちらでございます。 つ
・風船箱
(作問:はいびじー)
風船箱のルールはこちら:https://note.com/highbusy/n/nc1dc4bd5d51d
Penpa+でも遊んでみてね!
(モード「辺」と「線」を切り替えながら遊んでね。)
「・・・」
「・・・・・・」
「うわー、、、た、確かに、ナンバーリンクっぽい。。。」
とは言え、単にナンバーリンクなわけではなく、大きさ2以上の風船だと、どのマスにヒモが接続されるかの検討要素も入ってきて、一味違う趣が感じられます。余談ですが、こうなると関西解の存在が気になるところですねー。
風船箱はこんな方向性でも作問することができるのですね。。。
帆立座先生、可能性を引き出していただき、ありがとうございました。
ニコリ本誌掲載後の可能性の発見…という点では、今号のニコリに掲載された帆立座先生のご考案された改作「シカクロ改」についても僕的に思うところがございます。
帆立座先生のnoteページでシカクロ改のご紹介がありましたが、同noteページで公開された新作問題を拝見した時、解く前の盤面の模様の面白さに大いに惹かれました。ニコリ本誌に掲載された問題だけでは気付かなかった「可能性」を見た気がしました。盤面の見た目が初見の解き手を惹き込む力って、とっても大切だと思ったからです。
そして、盤面の模様にこだわってみたところ、作問作業がとても面白くなる事に気付きました。まず盤面に斜線で好みの模様を描き、周囲に僅かばかりのヒントを置き、そして作問を唯一解で成立させるためにヒントの調整を試行錯誤…むむむっ、おおおっ、これがまた歯応えがあって、なかなか面白い! 作問しながら、同時にパズルを解いているような感じ?! 唯一解の作問が成立した時の達成感と言ったら。。。
僕の作った問題をこの場でご紹介したいところですが、我ながらデキの良い作問が揃っちゃいましたので、このままシカクロ改の応援作としてニコリに投稿しちゃいます!
…ということで、本日は「可能性」をテーマとさせていただきました。ペンシルパズル新作のその後の可能性に関しては、色々と語りたいところがあるのですが、長くなりそうですので日を改めて別稿とさせていただきますね。
さて、最後に話はガラリと変わり、蛇足的に季節柄な余談を少々。。。
クリスマスが来週に迫っていますね。最近、My息子とMy娘の会話は、クリスマスプレゼントの話題で持ちきりです。
…参考までに聞いておこうか、プレゼントのリクエストを。
My息子「現金が欲しい。ゲームソフト一本分買えるだけの金額で。」
My娘「ゲームソフトが欲しい。ゼルダ姫が主人公のこの秋の新作。」
むむぅ、、、キーワードが完全にゲームソフトになっちゃっています。
クリスマスと言えば、家族皆でボードゲームやカードゲームなんかをしちゃったりして楽しむものじゃないのー? 僕が子供の頃は、クリスマスイブの夜には家族皆で遊んだものだよ…百人一首のカルタを使って坊主めくりゲームとかして。(ソレは聖夜向けではない!!)
新しいゲームなんて買わなくったって、上質なゲームで遊ぶことはできるんだぞ! (*`Д´*) プンスコ
そうだ、アレだ。ペンシルパズルをアブストラクトゲームに仕立てたら、面白くて子供達も思わず熱中しちゃうのではないかな?(なぜそうなる?!)
そんなわけで、次回は「ペンシルパズルをアブストラクトゲームにデッチ上げる話」を書いてみようと思います。
それでは、お読みいただきまして、ありがとうございました。