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入院した時の気持ち

 統合失調症と診断され、娘の入院が決まった。約2ケ月は入院することになるとのこと。
言動が普通でないので鍵のかかる個室。ここまで人が変わってしまうのかと私は動揺した。

入院の説明が始まった。
食事は、3回、風呂は週2回。2月は寒いので着替えもたくさんいる。
櫛、歯ブラシ、歯磨き粉、ピン、鏡、ティッシュ、ハンカチ、手拭き、、、日常品は必須だ。

鍵のかかる個室のため、どんな生活が始まるのか親も不安だ。
着替えは、風呂の入った日に洗濯ものを取りにいき、新しいものをもっていく。服や下着、パジャマも2~3着くらい購入した。
持ち物のチェック表を作り、持っていった物と、持って帰ってきた物を記録した。調子が悪いのか風呂に入らかった日は洗濯が少なかった。
記録をしたことはよかったと思う。何を足さないといけないとか、病院での
忘れ物がないかのチェックができた。

面会は医師の許可がないとできない。しばらく無理と聞いている。ドアの向こうに娘がいるのだ、どんな生活をしているのか、と想像するしかない。

ちゃんとご飯を食べているのか、看護師と上手くいっているのか、1日中何もない部屋でよけいに悪くならないか、とても時間が長く感じた。

いつも一緒にいる娘がいなくなるのは、寂しいが、治療をすることでよくなることが大事と言い聞かせていた。

入院すると、入院費を心配したが、限度額適用認定を受け最大でも月8万円強(食事費は別)の費用で入院費を支払うことができたのは助かった。
限度額適用認定は健康保険組合に入っていれば、保健書に書いてある健康組合の電話番号に電話して、申請することができる。年収によるが、支払いの最大金額が決まっているため、利用しない手はない。また入院月5,000円の保険に入っているので、多大な金額を負担することは無かった。

 費用面ではホッとしたことを覚えている。





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