働くこと、生活すること
パンデミックが起きて、気がつけば1年も過ぎている。
非常事態宣言が叫ばれ、生活は一変しているのに、時間って面白くて、もはや緊急事態宣言も慣れしまった。
この変化した状態が、もはや日常。
不安で張り詰めた年末年始が過ぎ、
気温が上がって日も高くなってきた最近。
『新しい動きが目立っている』のは私だけが感じていることなんだろうか。ニューノーマル。
今日、書き残しておきたいお題は『働くこと、生活すること』。
ステイホームから過ごしずつ元に戻り始めた『日常』。
振り返ってみれば、ステイホームの時間って振り返るととても貴重な時間だったように感じる。一人で過ごすこと。それは、自分で動き出さなきゃ何も起こらないことを体感した時間だったんじゃ無いかな。
急に「一人で過ごしていいよ」って言われると、人間は好きなことをする。
シンプルに書いたけど、『好きなこと』をする時間って制限があるよね。もともとアーティストとして動いている人は別として、会社に属している人は、働くことに多くの時間を費やすから、自分の時間は二の次になりがちだもの。
ステイホームは、そんな自分の時間を贅沢にいただけた『ご褒美』だ。
もちろん、そんな「時間」とは裏腹に、収入の不安や人恋しさ、外出の不便さ、多くのネガティブ要因はある。
けど、そこのフォーカスしてても前進しない!ということに気がついた人だけが感じられる、『新しい動きが目立っている』ここ要因なんだと思う。
自分の好きなことをして、生活する。
そんな夢のようなことが、今や出来てしまう時代。
ステイホームとして与えられた自由時間。
四六時中、泣いて過ごした人もいるかもしれない。
不安になりすぎて、占いにハマった人もいるかもしれない。
身近な人と生活することに重点をおいて過ごした人、
自然の恵みに気がついた人、
SNSで、世界中の人と繋がる魅力に気がついた人。
ステイホームは、自分が選択した時間だった。
パンデミックという、世界中のみんなが同じ状況で、同じように苦しんでいる時に過ごしていた時間の過ごし方。
それが、与えられた仕事だったってこと。
例えば、
自己啓発を発信するSNSが多くなり、
場所や時間に縛られないビジネスを紹介するコーチング事業、
スピリチュアルに重点を置く瞑想や、星読みなどのアクティビティ事業、
エコフレンドリー、サスティナブルの活動をする事業、
より豊かな生活を求めて移住し、地域活性化を行うコミューン事業など。
そういった今までも同じような動きはあったけど、あまり目に止まっていたなかったことが注目されるようになってきた。(いうか私がそういう着眼点に変わっているだけかもしれない。)
そんな活動が注目されるようになった、
ということはそういうニーズがあるっていうこと。
大企業に就職して、企業のために働く、という時代から、
好きなことをして働く=生活する、という時代に変化している。
生活のために働く?
そんなことするより、生活することを仕事にすればいい。
どうやって、このステイホームを過ごしていたのか。
ステイホームの時間の過ごし方を振り返ってみれば、自分の好きなこと、自分の出来ることが自然を見えてくる。
泣いて過ごした人は、同じような痛みを感じている人とSNSで共感し合えばいい。今時、裏のアカウント持っているのは当たり前のこと。占いにハマった人は、その情報を発信すればいい。自分の好きなことを発信し、共感を得ることでお金という対価を受け取る。
そんなシンプルな世界になってきている。
これを読んでくれているあなたは、どうかな。
働くことは、楽しいことですか?
もしイエスなら、それって生活していること。
生活することは楽しいですか?
もしイエスなら、そこに働くことのヒントがあるよ。
振り返ってみて、ステイホームで過ごした自分時間のこと。