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キングダム(歯医者)に通い前歯を治したカネジュン 〜2023年6月の日記

 全国の刃牙さん、貘さん、おはようございます。はしゃぎすぎてた夏の初老こと、金田淳子です。3DSという昔のゲーム機で、ポケットモンスターアルファサファイアという昔のゲームを、毎日15分ぐらい起動して、特定のポケモンを進化させる「いし」シリーズを集めています。好きなポケモン(むし)は、ウルガモスです。

☆☆☆おすすめASMR動画☆☆☆☆

 数年前、ASMR動画をジャンルに分けて紹介していこうという機運が私にもあったのですが、なんか面倒くさくて自然と書かなくなりました。その代わりといっては何ですが、この場を借りておすすめ動画を紹介していきます。
 今回は「身体ケア系」の中で、私が最もASMRとしての独自性があると思っている、「架空のケア」を演じる動画です。

  この動画は「耳に刺さっている石を抜く治療」という架空状況の動画です。この世には「耳に刺さっている石を抜いてもらったことがある」という人はおそらくほとんどいないと思います。私もまず治療以前に、耳に石が刺さった経験がありません。にも関わらず、この動画の音声や画像を見ていると、ムズムズと快感が湧いてくるのです。
 ASMRのうちでも身体ケアに関わる内容は、本当にそれが「ASMR独自の快楽」なのか、わからない面があると思います。「本当は実際に身体にそれ(ケア)をされたほうが気持ちいいが、ASMR動画の音や映像を視聴していると、されている時の感覚が思い出されて気持ちいい」という感覚である可能性が高いからです。
 しかし、「視聴者が一度もそれをされたことがないであろう、架空のケア状況」のASMR動画も存在しており、この動画のように再生数も多く、トリガーとして好かれている動画があります。このことは、ASMRの快感が必ずしも「視聴者の過去の経験、記憶」に由来するものではないのかもしれないという考察につながりますし、さらに言えば石鹸やキネティックサンド(を切る音)など、「なぜこれが気持ちいいのか、経験主義的には説明しづらいトリガー」について考える時の足がかりになるのではないかと思います。


☆☆☆宣伝コーナー☆☆☆☆

☆他人の宣伝
 みんな大好き、カレー沢薫メシアの新刊『オタクのたのしい創作論』(文藝春秋)が出たよ!! 

 pixivで募集した悩みに答えていく人生相談コーナーが本になったもので、基本的に「カップリング系の二次創作」についての創作論、人生相談になっています。私もpixivといえばそれが当たり前だと思っていたため、長いあいだ気づかなかったのですが、いま冷静になって見ると、めちゃくちゃマニアックな内容だな‥‥!!(褒め言葉) こういう本が何の説明もなく、単行本で出るということについて、かなり「令和だな」と思います。
 「カップリング系の二次創作って何だよ‥‥怖い‥‥」と思った人も、これを読めば沼の味が理解(ワカ)ると思うので、オススメです!!

 ↑『オタクのたのしい創作論』発売を記念して、メシアが真田つづるさんと対談した記事のリンクなのですが、なぜかサムネイルが英語になります。グローバルゥ……。

☆自分の宣伝
 7月1日付で、ニコニコで「ボーイズラブ研究家・金田淳子の初老書評チャンネル」を作ってもらいました。

 月額550円(税込)で、毎月3〜4本の動画を投下していきます。私がTwitterSpaceでよくしゃべってるようなミステリ感想に、書籍や作者の情報がついて、オトクな感じになっていると思います。ひとまず江戸川乱歩賞を古い順に語っていきますが、折々に、「名作すぎる」「これは許せない」と思った作品も書評していきたいです(1動画ごとに期間販売もしています)。
 noteのマガジンと違い、ニコニコチャンネルの動画は累積していくので、できるだけ後にチャンネル入会したほうがたくさん動画が見られるのですが、私がいつまで生きられるかわからないので、よろしくお願いします!

☆☆☆切歯腐心! 6月のカネジュン☆☆☆☆

6月1日(土) 

生き急ぐな
終わっちゃった


 ニコニコの個人アカウントで、1本目の初老書評動画をうpしました。ただ「チャンネルと個人アカウントは完全に別」ということを理解しないで上げてしまって、後でチャンネル内でも上げてますので、すみませんがチャンネル内動画をぜひ見てほしいです(無料)。

ムーンストーンというか、銀やガラス以外で、凝った形のアクセサリーは珍しい
このブルーシラー(青っぽい輝き)をみてくれ

6月2日(日)
 みんな大好き、映画『岸辺露伴 ルーブルへ行く』を観てきました。パンフレットが売り切れていて買えなかった‥‥! 日曜だから普段より人多めかもしれませんが、8割ほどの入りで、若者層を中心に男女半々ぐらいの客層でした。納得!!

この日は豪雨
編集の行動力は恐ろしい
入場特典のカードもろた!!

 そして葛里華さん監督・宮沢氷魚さん主演の映画『はざまに生きる、春』も観ました。ミステリでもなく、男同士の恋愛やセックスもないのに、私がめちゃくちゃ楽しめた映画です。配信が始まったら、皆さんも観てください!

6月3日(月) 何も記憶に残っていない。
6月4日(火)
 どこへ行っていたんだチャンピオンッッ!! 俺たちは君を待っていたッ!! カレー沢メシアの『漢を語る。』ついに満を持して愚地克巳語り!! 感謝!!

6月5日(水)
 初老書評の2本めの動画を個人アカウントでうpしました。こちらも、後でチャンネル内からも上げていますので、チャンネル動画を見ていただけるとありがたいです(無料)。あんまり悪く言えないのですが、チャンネル設定のわかりづらさでかなり消耗しました。

6月6日(木)
 映画『はざまに生きる、春』
 かの有名な(?)ジブリ飯のシーン。発達障害の画家(宮沢氷魚さん演)は、女性編集(小西桜子さん演)に対して「特別な好意」を持ってこれをやっているのではない、というのが恐ろしいところです。ほのぼのシーンなのですが、二人の思惑が完全にすれ違っています。




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