68 John Denver ☆ Take Me Home, Country Roads

【MY FAVORITE SONGS 68(私は音楽でできている)】

 ジブリのテーマ曲を集めたCDをかけながら車で走っていて、「カントリー・ロード」が流れると、娘が映画『耳をすませば』が一番好きだと語り始めました。私は、「カントリー・ロード」なら、ジョン・デンバーが本家本元だと、Youtubeで音源を拾ってかけて抵抗を試みましたが、一蹴されてしまいました。(笑)

 70年代後半、ベストアルバムたった1枚しか持っていませんでしたが、「Rocky Mountain High」「Sunshine on My Shoulders」「Leaving, On a Jet Plane」等など、アメリカの雄大な自然が目の前に広がる曲がたくさんあって、日本の自然もよいですが、遠くの世界に旅してみたいなあと思ったりしました。

 思い出に浸っていても、娘の語りが止まらないので、『耳をすませば』談議に参戦しました。やっぱりあの独特の世界観が醸し出す雰囲気は、格別なものだと思います。図書館、階段、団地、猫、坂道、広場、高台の家、バイオリンの工房等々、身近に感じられる日常から、不思議な世界にスッと誘ってくれて浸れる様々な舞台装置が素晴らしいです。

 そして何といっても私が感動したのが、エンディングです。人と自転車やバイク、自家用車、トラック、バスなどが行き交う様子をただ横から撮影したような場面なのですが、それぞれのスピードがバラバラに進むのです。CGなどない時代に、どうやってこれを作画撮影したのだろう、とジブリアニメの技術の凄さに本当に驚きました。まあ、そんな話をしても、娘は何の興味もなさそうでしたけれどね。(笑)

応援よろしくお願い致します。