![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45317743/ba30c6b2397e6b21433bab798a87c81a.jpeg?width=800)
- 運営しているクリエイター
#ヒゲリン
![](https://i.ytimg.com/vi/9s1k94HeV08/0.jpg)
114 Jake Shimabukuro ☆ Hula Girl
【MY FAVORITE SONGS 114(私は音楽でできている)】 フラガールを聞くと、なぜか涙がこぼれてしまいます。ジェイク・シマブクロさんの哀愁のこもったウクレレは、どこか遠い海の向こうからやってくるような不思議な感覚になります。胸を鷲づかみにされる切ない切ない気持ちになります。 それは、やっぱりジェイク・シマブクロさんの演奏の奥に映画『フラガール』が見えるからだろうと思います。静ちゃんが蒼井優さんが、そして脇を固める名優の方々がすばらしくて、文句なしのエンタテイメントでした。 そして、そのまた奥に本当に現実の厳しさと粘り強く闘ってきた福島県いわき市の人々の歴史の重みがあるからだろうと思います。スパリゾートハワイアンズ(常磐ハワイアンセンター)が震災も乗り越え、コロナにも負けずにいてほしい、こころからそう願うのです。
![](https://i.ytimg.com/vi/-ubY9Q6kTzc/0.jpg)
107 George Gershwin ☆ Rhapsody in Blue
【MY FAVORITE SONGS 107(私は音楽でできている)】 ジョージ・ガーシュインさんは1920~30年代に活躍した米国の作曲家です。いかにもアメリカらしいモダンな曲を作った人のように思います。かすかに名前くらいは知っていましたが、私の中で数々の名曲とは結びついてはいませんでした。それが結びついたのは、ウディ・アレン監督の映画『マンハッタン』(1979年)です。 『マンハッタン』はモノクロ映画ですが、ニューヨークってやっぱりおしゃれだなって思いました。いまのニューヨークに対する感覚とはだいぶ異なるように思います。当時いた大学の研究室のお姉さまの事務員さんを誘って見に行きました。そのお姉さまに気があったのではなくて、映画の雰囲気に合いそうだったからです。海外に旅行される方だったので、田舎者の私が知らない、ニューヨークの気分を教えてくれそうだったのです。 ついでにウディ・アレンさんについていうと、米国アカデミー賞に最多12回もノミネートされて、3回(作品賞・監督賞1回、脚本賞3回)受賞しています。私は『アニー・ホール』『インテリア』『マンハッタン』しか見ていませんが、何か男の身勝手な生き方をちょっと斜めから眺めた映画が多いように思います。ウディ・アレンさんはなかなかお騒がせな方でしたが、80歳を過ぎても作品を撮られていて、健在のようです。