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MY FAVORITE SONGS(私は音楽でできている)

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私にとって音楽はずっと、こころの擦り傷や切り傷によく効く軟膏のような存在でした。多くはもう人々から忘れられた歌(音楽)について、かすかな記憶をたどり、調べたりしながら綴ります。
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#ヒゲリン

122 Judy Collins ☆ Both Sides Now

【MY FAVORITE SONGS 122(私は音楽でできている)】  子どもや若者を描いた映画が好物です…

ヒゲリン
11か月前

121  Michael Jackson ☆ Heal the World

【MY FAVORITE SONGS 123(私は音楽でできている)】  ときどきくたびれて覗かないときもあ…

ヒゲリン
1年前

119 Louis Armstrong ☆ What A Wonderful World

【MY FAVORITE SONGS 119(私は音楽でできている)】  「What A Wonderful World」のように…

ヒゲリン
1年前

118 中村あゆみ ☆ 翼の折れたエンジェル

【MY FAVORITE SONGS 118(私は音楽でできている)】  「翼の折れたエンジェル」は、日清カ…

ヒゲリン
1年前

116 弘田三枝子 ☆ 砂に消えた涙

【MY FAVORITE SONGS 116(私は音楽でできている)】  前回の東京オリンピックが開かれた196…

ヒゲリン
1年前

115 Franck Pourcel / Mr.Lonely(JET STREAM:城達也)

 【MY FAVORITE SONGS 115(私は音楽でできている)】  ボビー・ヴィントンさんの時に続い…

ヒゲリン
1年前
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114 Jake Shimabukuro ☆ Hula Girl

 【MY FAVORITE SONGS 114(私は音楽でできている)】  フラガールを聞くと、なぜか涙がこぼれてしまいます。ジェイク・シマブクロさんの哀愁のこもったウクレレは、どこか遠い海の向こうからやってくるような不思議な感覚になります。胸を鷲づかみにされる切ない切ない気持ちになります。  それは、やっぱりジェイク・シマブクロさんの演奏の奥に映画『フラガール』が見えるからだろうと思います。静ちゃんが蒼井優さんが、そして脇を固める名優の方々がすばらしくて、文句なしのエンタテイメントでした。  そして、そのまた奥に本当に現実の厳しさと粘り強く闘ってきた福島県いわき市の人々の歴史の重みがあるからだろうと思います。スパリゾートハワイアンズ(常磐ハワイアンセンター)が震災も乗り越え、コロナにも負けずにいてほしい、こころからそう願うのです。

113 Bud Powell ☆ Cleopatra's Dream

 【MY FAVORITE SONGS 113(私は音楽でできている)】  ジャズピアニストのバド・パウエル…

ヒゲリン
1年前

112 前川陽子とひばり児童合唱団 ☆ ひょっこりひょうたん島

【MY FAVORITE SONGS 112(私は音楽でできている)】  「ひょっこりひょうたん島」は、私が…

ヒゲリン
1年前

111 Paul Mauriat ☆Nocturne(蒼いノクターン)

【MY FAVORITE SONGS 111(私は音楽でできている)】  ポール・モーリア(グランドオーケス…

ヒゲリン
1年前
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110 ペドロ&カプリシャス ☆ 五番街のマリーへ

【MY FAVORITE SONGS 110(私は音楽でできている)】  「ジョニーへの伝言」と、この「五番…

ヒゲリン
1年前

109 Brenda Lee ☆ If You Love Me really love me(愛の賛歌)

【MY FAVORITE SONGS 109(私は音楽でできている)】  「愛の賛歌」は、エディット・ピアフ…

ヒゲリン
1年前

108 Tulip ☆ 博多っ子純情

【MY FAVORITE SONGS 108(私は音楽でできている)】  漫画アクションに1976年から1983年ま…

ヒゲリン
1年前
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107 George Gershwin ☆ Rhapsody in Blue

【MY FAVORITE SONGS 107(私は音楽でできている)】  ジョージ・ガーシュインさんは1920~30年代に活躍した米国の作曲家です。いかにもアメリカらしいモダンな曲を作った人のように思います。かすかに名前くらいは知っていましたが、私の中で数々の名曲とは結びついてはいませんでした。それが結びついたのは、ウディ・アレン監督の映画『マンハッタン』(1979年)です。  『マンハッタン』はモノクロ映画ですが、ニューヨークってやっぱりおしゃれだなって思いました。いまのニューヨークに対する感覚とはだいぶ異なるように思います。当時いた大学の研究室のお姉さまの事務員さんを誘って見に行きました。そのお姉さまに気があったのではなくて、映画の雰囲気に合いそうだったからです。海外に旅行される方だったので、田舎者の私が知らない、ニューヨークの気分を教えてくれそうだったのです。  ついでにウディ・アレンさんについていうと、米国アカデミー賞に最多12回もノミネートされて、3回(作品賞・監督賞1回、脚本賞3回)受賞しています。私は『アニー・ホール』『インテリア』『マンハッタン』しか見ていませんが、何か男の身勝手な生き方をちょっと斜めから眺めた映画が多いように思います。ウディ・アレンさんはなかなかお騒がせな方でしたが、80歳を過ぎても作品を撮られていて、健在のようです。