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河井夫妻買収起訴へ。ここからが勝負。検察はどこまで切り込めるのか。

安倍首相は責任取らずまたまた痛感。

河井夫妻が起訴となり、安倍首相は7/8に会見してこう陳謝している。

「わが党所属だった現職の国会議員が起訴されたことは誠に残念」
「法相に任命した者として責任を痛感し、国民に改めておわび」

毎度おなじみの定型文だ。今回は夫婦そろっての不祥事、しかも片方は前法務大事なわけだが、相変わらずの行動を伴わないおわびだけで今回も終わらせたいようだ。
「任命責任」という言葉は死語になってしまったのだろうか?
しかも元はといえば安倍首相、あなたの私怨が発端の事件なんですけどね。

買収最高額300万円

さて、河井夫妻の起訴後、現金の配布先が新たに判明している。
河井夫妻が票の取りまとめを頼む趣旨で現金を配布した事件で、河井克行氏は300万円を 亀井静香氏の元秘書だった人物に渡していたことが分かった。個人への買収額としては最高額だ。
   
河井が亀井氏の秘書に金を積んだ理由としては、溝手氏は亀井氏とも犬猿の仲だったそうだ。
亀井氏も溝手氏を落選させたかったのだろう。完全に利害の一致だ。

しかし300万円を受領した亀井氏秘書は不処分・不起訴。
あり得ないだろう。300万円を受け取っても罪にもならないのだ。
これが日本の元大臣。本当に恥ずかしい国になったものだ。

こんな事件が起きても誰も政党助成金を廃止すべきとは言いださない。どれだけ政治家にとって都合の良い資金なのかがよく分かる。

雲隠れしても給料ボーナス貰えます

驚くことに河井夫妻両名はいまだに現職の国会議員。給料が支払われ続けている。
両名の議員辞職について自民党内で賛否が割れているとのこと。ふざけるな。国民が何を思っているかは明らかだ。犯罪者に給料やボーナスその他の手当てまで税金から払われるなんて国民を馬鹿にしている。

今後有罪が確定すれば、当選したことも無効になる。遡って給料を返金することは出来ないだろうが、せめてロクに働いてなかった期間の給料は返還してほしい。保釈なんて認めたら、証拠隠滅を図りあげく国外逃亡の恐れもある。この夫妻に口を割られたら困る人間が大勢いるのだ。逃亡の補助もしかねない。

安倍自民党政権に寄り添う東京地検

私は最初は地検を応援していたが、黒川氏の賭け麻雀不起訴、菅原一秀議員の不起訴などやはりここも政治癒着が色濃い。法律は庶民を裁くものであり、政治家などの上級国民には適用されないのではないか、と思わざるを得ない。

これで有罪にならなければ結局ただのやってる感アピール後の全員見逃しだ。少しでも正義の心が残っているのなら、それだけは辞めて欲しい。
ウィルスの脅威や水害による被害、これらに加え人災も。これ以上国民を絶望させないで欲しい。


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