元作詞家の〝チョイ長〟呟き…大物
駅の改札付近で見掛けた小学生男子。どちらか優秀そうな学校の制服にランドセルを背負って、手には体操着入れでしょうか?袋を下げておりました。
どう見ても一年坊主、と申しますのも彼、「独りで大丈夫?」と声を掛けたくなる程未だ低身長なのです。背の順に並んで、もしも彼の前に更に誰かいるとすれば、それはもう宇宙人くらいしか考えられない・・そんな可愛らしい男の子でありました。
ホームで電車を待っておりますと、例のおチビちゃんがまた向こうからやって来ました。少し距離を空けて先を歩いていたのがどうやらママさんのようで、なるほどママさんも小柄な方でありまして。
感心したのが実は小さいながらの彼の存在感であります。中々の男前なのですが、その精悍な表情に真っ直ぐ前を見つめる凛々しい眼。其処だけに気を取られれば小さな小学生であることを忘れるくらいの雰囲気を持っておりました。普通そのくらいの頃ですと、よろよろ蛇行して歩いたり、重い荷物を持つ様子が辛そうだったりするものですが、彼については全くそんな感じはなく、上手く言えませんが「俺は俺」と語るように飄々と歩いております。妙に男を感じさせるのです。
将来はきっと立派な出世を果たし
「こう見えても子供の頃は小さくてさぁ、何処へ行ってもチビ、チビって言われたんだよ」
と笑うイケメンを想像しました。
「前途有望! 日本の将来を頼んだぜ・・小さな巨人!!」
みたいな・・・
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