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喫茶店のメニューの話から始めよう

スパゲティーナポリタン
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ピーマン、オニオン、マシュルーム、トマトソース、ハム、シュレッドミックスチーズ以上。これは金属の楕円のお皿にのっていたナポリタンスパゲッティーと並んで喫茶店の定番メニュー。そしてタバスコソースは忘れてはいけない。喫茶店にこのメニューがないとがっかりする。そういえばピラフと言う食べ物もあった。


勿論、ハムサンド代表されるサンドイッチ、それもミミは落とされ、薄っぺらのハム、きゅうりとチーズが挟まっていたやつ。確か辛子バターが塗ってあり、色付けにパセリがついていた。たまごサンドも定番で置いている所も多かった。

勿論、コーヒーが美味しくなければならない。個人的には喫茶店らしい演出のサイホンを使っているお店が良い。そして各種新聞、スポーツ紙、magazine、店主オススメの本などがは置かれていると尚良い。
昭和な喫茶店にはモーニングがあり、ゆでたまご、そしてトースト付きでワンコイン以下に設定されている。最近、関東に進出したコメダ珈琲はその辺のツボを抑えてる。

喫茶店と言うには少し違うがミスタードーナッツのオールドファッションとそれに合うコーヒーはお気に入りだ。雰囲気がもっとウッディーだっら良いのにと常々思う。

90年代に上陸したシアトル系のcafeチェーンに押され気味の日本の喫茶文化だけれど、まだまだ下町には残っているようだ。もし、お勧めの喫茶店があったらコメントにて教えてください。

喫茶店は朝は7時頃からはやっていて欲しい。鎌倉西口にあったカフェ ロンディーノはそんな一つだった!ただ、時流の流れから外れて喫煙OKと言うのは禁煙派の僕にはキツイかったが、それも昭和なのだと理解すれば、喫煙派にはシーラカンス化してるそれは魅力的ではある。閉店してしまったことが惜しまれる名店の一つだった。

さて、音楽は勿論、店主の趣味が極端に出ている方が良い。これも時流に合わせて最近のPOPは流して欲しくない。でも歌謡曲は違うかもしれない。その辺は頑固であっていい。

店主は、本、音楽、アートに精通していなければいけない。その辺が欠けているとその店の魅力は半減する。それに変わる何か特徴があればそれは良しとしよう。

そして、気を使ってほしいことが一つある。それはトイレだ。もし男女分かれているトイレが確保出来るなら、女子トイレは女性スタッフに意見を聞きながら徹底的に居心地よくして欲しい。お化粧直しが出来る大きな鏡と程よい照明は必要だろう。これ大事。店内には季節の花がさり気なく活けてあるのも素敵だね。そんな店には素敵な女性も来ることだろう!

兎に角、COZYな環境で、カトラリーやグラスの当たる音、そんなBGMが音楽と混じったお店は最高だ。

近年ブルーボトルコーヒーが日本に上陸したが、元々発想は日本の喫茶店だというから驚きだ。これから、日本の喫茶文化はきっとブラッシュアップされトレンドとして復活するかもしれない。

さて、喫茶店の話はこの辺で、ピザトーストの後にデザートは昔ながらの固めのプリンはいかがでしょ。

ランチタイムも終わり店が静かになっった午後三時、常連さんが入ってきた。彼女の頼むのはフワカリのバタートーストに蜂蜜を掛けたシンプルなトースト、単小本を取り出し、珈琲と一緒にいつものお気に入りの席で午後の光の中にいる。さてさてBGMは何にしようと考える素敵な時間が今日もやってきた。
                        

                                                                                                              店主 髭ヒロ


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