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昨日 どこか遠い国で 洪水が起きた 濁流に呑まれ いくつもの命が奪われた 昨日 ある町の交…
菩薩のお慈悲と聞いても 何も感じない 如来の智慧と聞いても 何の関心も持たない お経に説…
世界があまりにも矛盾や不合理で溢れているからといって、すべてを達観したかのようにニヒリス…
海の魚にとって海は海ではなく、世界そのものなんじゃないでしょうか。 陸を知らない彼らは、…
生老病死。お釈迦様は人生は苦なりと説かれた。それが真実だとしたら長生きした分だけ味わう苦…
自分は賢い 自分には能力がある そう考える人は愚者なのかもしれない では、自分は馬鹿だ 自…
母が他界して今日でちょうど丸8年。 2013年9月2日の夜、私は仕事帰りに実家に寄り、母と二人で寿司を取って食べた。父は大腸癌の摘出手術を数日前に無事に終え、9月3日に退院する予定だった。寿司を食べ終え、「そろそろ帰るから、ちゃんと戸締りして寝るんだよ」と母に告げ、私は家路に着いた。玄関で見送ってくれた母がいつになく眠そうにしていた。それが少し気になった。 あれが今生で母と交わす最後の言葉になるとは思ってもいなかった。 それからずっと行方不明となってしまった母。どこに行
人並みに大学くらいは出たものの、これと言って特技もなく、何か専門的技能を習得したわけでも…