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「アラフィフの日焼け止め」を大いに語る(研究要素皆無)

突然ですが、まもなく80を迎える私の母と私は、誰から見てももはや「爆笑レベルで瓜二つ」なのだそうです。

しばしば私の容姿で揶揄の対象となるエラ含めた輪郭、目元に口元全て似ているそうで(唯一違うところは、母は鼻が高く私は低い)、
2022年以降は、母の古い知り合いから「あなたがテレビに出てると思ったわ!」と電話がかかってくることもしょっちゅうだったそうです。

私自身も、最近疲れ果てて地下鉄に乗っていた時、窓の向こうに母の姿を見つけた気がして慌ててマジマジと見ると、それは窓ガラスに映った私自身の姿だったりしたこともあり、やはり重症レベルで似ていると言わざるを得ません。

そんな母が美容に関して後悔していることは

「日焼け止め、若いときからちゃんと塗っておけばよかった…」

ということだそう。

母は長らくほとんどケアらしいケアもせず、無防備に散歩やガーデニングをしていたのですが、50代後半のある日、急に数十年ぶんのダメージの蓄積を実感したらしく、私にも紫外線対策をするよう口うるさく言うようになりました。

なので私も30代に入ったあたりから、重い腰を上げて日焼け止めをしっかり塗るようになったのですが、たしかにそのおかげか、一気にザクっと深い皴が入ったり、大きなシミがドカンと出てくるようになったり…ということは(まだ)あまりありません。
日焼け止めをしっかり塗ることを心がけることで、老化の進展を少しだけでも緩やかにすることは出来ているのかな・・・と思います。まあ、それでもじわじわ老化していますけど。

そこで今回は、「別にあなたに美容の知識など期待していませんけど」というブーイングが沸き上がることを承知のうえで、
数々の試行錯誤を経ていきついた、私の愛する日焼け止めたちを、同世代の皆さんにご紹介したいと思います。

【東野的日焼け止めとのつきあい:4つの鉄則】

① 1年365日、雨の日風の日雪の日嵐の日、屋内屋外問わず、日焼け止めを塗る。
② 日焼け止めだけは妥協せずよいものを使う。これさえ守れたら、ほかのスキンケアはケチってよい。
③ 皮膚は一枚でつながっているし、服を着ていても日焼けはするので、日焼け止めを顔にだけ塗っても意味がない。塗るなら顔から首、肩、胸まで。
④ 塗りなおさなければ意味がない。私は朝に塗って出勤した後、昼休みと帰宅前に塗りなおしています。

それでは以下、私が厳選に厳選を重ねた日焼け止めをご紹介していきます。
「日焼け止めだけはいいものを使う」という原則に基づき、値段が高くてもこれは文句なしに良い!と思ったものだけをご紹介しています。

【顔部門】
資生堂インターナショナル クレ・ド・ポー ボーテ | クレームUV n

「高い!高すぎる!日焼け止めに出す値段ではない!」
と私も最初思っていました。しかも香りが強すぎ、マダム過ぎ。

しかし、私たちは若くない。
日焼け止めに求める要素は意外に多いのです。

・ 焼けない(当たり前)
・ 夏の冷房による乾燥に耐えられる
・ 美容成分が豊富
・ 伸びがよく、きしまない
・ 日焼け止めを長時間塗っていることによる肌疲れを感じない

この条件を満たす日焼け止めは意外と多くはありません。とくにこの乾燥しらずの日焼け止めに肌を守ってもらっている感覚に病みつきになり、数年前からこればかり使っています。
とりわけ、「日焼け止めを塗り続けていても肌が疲れない」という点は、アラフィフ以上にとってはとても大事です。
日焼け止めを塗っていることによる負担感や疲れだなんて…若い頃には想像もつきませんでした。

【体(首から胸元含む)部門】
真夏:キュレル UVカット デイバリアUVローション
春秋冬:キュレル 潤浸保湿 ベースクリーム


顔にクレ・ド・ポーを使っているので、体はお値段がもう少しかわいいものにしています。
ベースクリームは塗り心地もよく、本当は1年中ベースクリームを使いたいのですが、SPFの数値が盛夏には少し不安があり、夏の本当に日差しが強いときにはローションにしています。
しかしローションは、塗り伸ばすとき若干のきしみを感じます。

どちらを使うにしても、上にも書きました通り、首、肩、胸元深くまでしっかり塗ったうえで、制汗スプレーをかけると、日焼け止めも崩れにくくなって良い感じです。

(パウダースプレーは無香性しか使いません。香水の邪魔になるので。)

そうそう、腕や手の甲、耳なども忘れずに。

【真夏用ベースメイク部門】

私は酷暑の最中はファンデーションを塗らず、そのかわりに日焼け止め効果の高いBBクリームなどに変えています。
(上記クレ・ド・ポーの日焼け止めのあとに塗ります)

ファンデーションが悪いわけではないのですが、ファンデーションでSPF50のものはあまり見ませんし。
なので、夏は「SPF50の日焼け止めに少し色がついた程度」のクリームをファンデーションの代わりに使い、落ちてきたら気軽に塗りなおしています。

汗で流れてしまったときに下地からファンデーションを塗りなおすのは大変ですが、BBクリームならティッシュで崩れたところを押さえて、上から適当に塗ってしまうだけ。

ファンデーションを塗らないと「隠したいところ(シミや色むらなど)を隠せない」というデメリットは確かにあります。
難しい問題ですが、個人的には、紫外線が強い時期には「隠す」よりも「護る」ことを優先しています。
そもそも50女の肌にシミや色むらがあっても、驚きじゃないですしね。

以前はこの ↓ アディクションの軽く色のついた日焼け止め一択だったのですが、

アディクション ティンティド スキンプロテクター(廃盤)

残念ながら廃盤になってしまい、後継品はあまりピンと来なかったので、ディオールのこちらのBBクリームに乗り換えました。

プレステージ ホワイト ル プロテクター UV ミネラル BB (SPF 50+/PA++++)

https://www.dior.com/ja_jp/beauty/products/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%83%AB-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC-uv-%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%A9%E3%83%AB-bb-spf-50-pa-C024900100.html

(本記事トップ画像も、こちらのリンクのものをお借りましました)

色が薄めの00番と、より健康的な色味の01番があり、私は00番が自分の肌色にあっていました。
こちらも決して安くはないのですが(私はDavid Jonesのお誕生日割引クーポンで買いました)、一回に使う量はごくごくわずか。
1プッシュしてしまうと明らかに多すぎ。
半プッシュで十分顔全体にいきわたります。

毎日使っても全く減らないので、むしろ「いつ使い終わるんだろう」と心配しています。日焼け止めはいったん開封してしまうとどうしても酸化するので、早めに使い切るに越したことがないのですが、このプレステージの日焼け止めは、このままいったら数年間使えてしまいそう。

私は、【顔部門】でご紹介したクレ・ド・ポーの日焼け止めをまず顔に付け、最低でも5分待ち、肌に日焼け止めが十分馴染んでから、こちらのディオールのBBクリームを付けています。

その上からパウダーかける派、かけない派がいると思いますが、個人的には上記のBBクリームは上からパウダーをかけない方がナチュラルに見えると思っていまして、かわりに上からメイクキープミストをかけています。

メイクキープミストに関しては、「これぞ!」というものにまだ巡り会っていませんので、こちらのリストをおいておきます。

https://my-best.com/6865

https://my-best.com/6865

先週末、合計5時間ぐらい炎天下にいたのですが、この方法で保護していた顔は全く焼けませんでしたので、このコンビはやはり頼れることがよく分かりました。
日焼け止めだけを塗っていた(しかも塗り直しを忘れていた)首元や腕はかなり焼けました。



【髪部門】

髪にも忘れずに日焼け止めをお願いします。
毎日の外出時に、日焼け止めで髪を守るのと守らないのとでは、夏が終わった時の髪の手触りがまるで違います。

以前は、美容院でこちらを買って愛用しており、悪くはなかったのですが・・・

(Amazonではえらく高いですが、定価は1200円です)

こちらを見つけ、あまりのよさに完全に乗り換えました。
ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトミスト

これ、パッケージに「顔、からだ用(髪にも使えます)」と書いてあるのですが・・・むしろ髪にこそ使ってあげてください!
髪をしっかりコーティングしてくれるうえ、髪にほどよい重みとまとまりが出て、スタイリングもやりやすくなる気がしています。
お値段はかわいらしいですが、
「安いからこれでいいや」ではなく
「あなたがいなくちゃ生きていけない」になっています。

こちらはスーパーのレジ横にぶら下がっていたのにふと目を止め、ふらっとレジかごに入れた…という、運命的な出会いでした。あの日あの時あの場所で君に会えなかったら。

まだまだまだまだ夏は続きますので、日焼け止めの力を借りて紫外線のダメージに気を付けながら、なんとか乗り切っていきましょう。

最後に大事なこと。
男性の皆さんも、ちゃんと日焼け止めを使いましょうね!

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