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なにがしたいか

高校生の頃、夢中になった教科があった。

倫理

隣人愛、無知の知、考える葦、超人、
人間とは、人生とは、驚くような考えばかりあった。

その中に「間柄的存在」という概念があった。
和辻哲郎が提唱したもので、人間は孤独では生きられず、必ず人と人との関係性の間で、自己をつくり、生きていくというもの。という解釈で覚えている。

少しだけ大人になってそれを強く感じる。何をしようにも少なからず相手のことを考え、社会のことを考え、先のことを考えてしまう。きっとそれは良さであり、悪さにもなる。

一度きりの人生、他人も大事だけど、他人のことはほどほどに、自分らしさ、自分がどうしたいかを大切にしたいものだ。



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