家事と育児と工事の間、幻想行進曲

三児の親になってから、劇的に変わったことがある。一人の人間が、三人のケアを同時に行うことはほぼ不可能だ。仕事が永遠にあるように、育児も終わりがない。

今この文章を書いている間も、左目と左耳で、予防接種後の三女の遊び相手をしつ、後頭部から長女と会話し、目の前では、先日色々とフィードバックを受けた次女の算数・英語のフォローをしている。ありえない。マルチタスクの極みに突入して、心は聖徳太子のようにはいられない。あ、聖徳太子は実存しなかったんだっけ。何方向からでも、何でも聞いてくれるやさしいひと、は幻想なのかもしれない。聞くだけならできるのかもしれないが、対応するには、目が二個、手が二個では限界がある。そして、昨日は家電が壊れた。電気系統が故障原因と思われるが、ブザーだけなって作動しない。エンジニア・マン(と業者が呼んでいた)が修理にくるらしい。

日常を文字化しようと思い立って、noteのアカウントを作ってから、いざ投稿しようとしたら、9か月たっていた。空きすぎやろ、期間。

このnoteは、幼児から中学生まで、三児の親が、仕事や家庭で失敗しながら、もがいている記録なので、私をしくじり先生として、反面教師として見てほしい。もしキラキラ☆ワーママ、に見えていたら、それは聖徳太子同様、幻想である。


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