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憎まれても買収、成長の糧に ニデックCEOの信念と後悔

 ニデック(旧日本電産)は、最近株価も高騰しており、日本企業が停滞から抜け出すためにはM&Aが必須と家康を尊敬するCEOが語っています。

 ニデックの、永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)は、日本企業が停滞から抜け出すためにはM&Aの活性化が重要であると主張しています。低PBR企業を減らすには敵対的な買収や同意なき買収を推奨し、経営体制を改善するべきだと述べています。ニデックは買収を多用して成長してきましたが、後継者選びでは外部から招いた人材との衝突で失敗しました。現在は社内からの後継者を選ぶ方針で、株価を上げる能力が重視されています。また、永守氏は電気自動車(EV)のシフトに早くから着目し、低価格のEVを提供することで市場の拡大を狙っています。永守氏は家康を尊敬し、後継者選びには我慢強さと個性を重んじる姿勢が求められると語っています。

ニデック(旧日本電産)の永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)が株価を上げるために重要視している要因は以下のようになります。

1. 敵対的な買収や同意なき買収の活性化
 低PBR企業を敵対的に買収したり、同意なしで買収することで、経営体制の刷新が可能となります。実力があるが経営がまずくて業績が低迷する企業は、適切なオーナーが買収し改善させることで、株価と企業価値が向上すると永守氏は考えています。

2. 買収活動による緊張感の創出
 買収が活発になることで、経営陣がぬるま湯に安住せず、改革に本気で取り組むようになります。これにより産業の新陳代謝が加速し、マクロの生産性も向上するでしょう。

3. 成長戦略としてのM&A
 ニデックは買収を多用して成長してきました。買収により新たな市場に進出したり、技術やビジネスモデルを取得することで競争力を強化しています。特にEVのシフトに早くから着目し、EV用駆動装置を手掛けるなど経営資源を集中させています。

4. 価格が手頃なEVの供給
 永守氏は低価格のEVを提供することで、広範な市場を獲得する可能性があると考えています。特に新興国や地方で、手の届く価格でEVを提供することで需要が拡大すると期待しています。

5. 次期社長の選任
 次期社長は株価を上げるために必要な要素を備えた人物であると重視しています。新製品の開発や営業、英語や投資家向け広報など、幅広いスキルを持つリーダーを求めています。

これらの要素が株価上昇に寄与するとして、永守氏はM&Aの活性化や経営者の選任に力を入れ、持続的な成長を目指していることが分かります。また、永守氏の後継者選びにおいても、株価上昇を促すリーダーシップを持つ人物を見つけることが重要な要素となっています。

株式は自己責任ですが、6594は目が離せない予感がします。

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