日記 尊重とは何か?

「尊重」とは何か、時折考えることがあります。答えはひとつとは限らないかもしれませんが、日頃感じていることを書いてみたいと思います。

「鏡の法則」や「引き寄せの法則」といった言葉を目にすることがあります。しかし、私はこれらの概念について、必ずしも肯定的な印象を持っていません。なぜなら、時に、これらの法則が他者への寛容さを欠いた行動を正当化してしまうように思えるからです。  

その背景には、「損をしたくない」という考え方があると感じています。つまり、本能的な「損得勘定」が働いているのだと思われます。

かつて、人類は限りある資源を確保するために、危険を冒すよりも確実なものを選ぶ習性を身につけてきました。しかし現代社会において、この「損得勘定」が過剰に機能すると、他者への警戒心が高まり、相手の行動一つひとつに敵意を見出してしまうおそれがあります。

相手の行動を自分にとって「プラス」か「マイナス」かで判断すると、無意識のうちに相手を優劣で序列化してしまいがちです。そうなれば、「マイナス」と見なされた相手を軽視したり排除しようとする危険性があります。このようなことがあれば、お互いを等しく尊重しているとはいえません。

人は誰しも完璧ではありません。しかし、相手の立場に立ち、思いやりの心を持って接することができれば、豊かな人間関係を育むことができるはずです。相手が自分に対して「雑」だと感じたとき、自分も同じように「雑」になれば、結局、お互いが損をするだけです。人間らしい在り方とは、そうした思いやりの心を忘れないことなのかもしれません。

しかし、こういう考え方も尊重できるようになりたいです、、難しい

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