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「我」の2021年 TABIPPO学生支部の経験より。

師走も残りわずか。

2021年が終わろうとしている。大学3年生、年齢も21歳になって少しづつ大人の階段を登っている。

清水寺で今年の漢字が発表され、クリスマスがすぎ、年末の歌番組が始まった…今年も終わってしまう。

先ほど、実家につき、ふと今年を振り返ってみた。


今年を漢字一文字で表すと


今年を漢字一文字で表すと「我」
我(ワレ)であり、我慢の「我」でもある。

やはり8月に就任した、TABIPPO学生支部が今年の全てである。
数年前に、奇跡的なきっかけで出会ったTABIPPO。その会社のインターンとして、全国の学生350名をまとめる代表に就いたことはとても大きな出来事だった。

チームを組閣し、世界一周コンテストの運営や、日本最大級の旅の祭典の企画、毎週行われる定例MTGの設計など、ごく普通に生きていたら、絶対に経験することのない貴重な経験をさせていただいてることに、本当に感謝したい。

「TABIPPO学生支部2022」の代表3人。


我(ワレ)であり、我慢の「我」


その貴重な経験を通じて、「我」をどう表現し、「我」がどうしたいのかを考えさせられる場面に数多く出会った。

もっと簡単に言うのであれば、「自分がどうしたいのか」を強く考えさせられた1年だった。

チームのメンバーの決定、目標や目的、それに対する手段なども全部自分でできることができる変わりに、350名の大所帯の最高意思決定者としての責任と覚悟が問われることも数多くあった。


我をどう、現するかを考えさせられことに紐づくのだが、「我慢」の大切さを覚え、少し我慢力がついた1年でもあった。

このnoteにも書いたが、350人もメンバーがいると、バイトや就活との両立、スキルや経験にバラつきがあって当然である。

就任当初は、何かメンバーが困っていたり、アウトプットのクオリティが低いとすぐに手を出して、全部自分で完結させてしまうクセがあった。

そんな時に、現TABIPPO社員で、学生支部代表の先輩でもある、文太さんからこんな言葉を教えられた。

早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け
                       
アル・ゴア元米副大統領

元米副大統領のノーベル平和賞受賞スピーチの一説である。

僕は就任当初、自分の経験やスキルを過信し、とにかく自分でなんでもやったほうが早いし楽であると思っていた。

しかし、僕たちTABIPPO学生支部が叶えたい目標は「若者が旅する文化を創る」ことである。

とてもとても大きな目標であるため、1人で早く行ったところで叶うはずがない。チームメンバー一人一人の小さな力の結晶が、遠い遠い大きな目標を達成することにつながるのだ。

この言葉を聞いてから、僕の意識は変わった。

自分はプレイヤーではなく、マネージャーなのだ。自分の経験やスキルを駆使して、アウトプットをするのではなく、経験やスキルを伝えて、誰もがアウトプットのクオリティを上げられる導線設計をすることが僕の役目だと自覚した。

つまり、自分にも相手にも我慢して、その人が最高のアウトプットが出るまで待つこと。少しくらい進捗が遅れても、ディレクションと関係各所の調整でどうにか期日には間に合わせること。

そうすることにより、チーム全体のレベルが上がったように感じる。

我を出しすぎること、我慢をしすぎることは良くはない。しかし、何か成長するには、少しくらい「しすぎる」ことも大事だと思う。

来春には全国5000人規模のBackpackFESTA2022も予定。益々"みんなで遠くへ"


2021年の成長を糧に、2022年へ!


大学3年生も佳境に差し掛かり、いよいよ来年は大学ラストイヤーである。どんな1年になるか想像は全くつかないが、また世話しなくアクションをし続けることだろう。

キャリアを考える最初の第一歩として、今年以上に自分と向き合う時間が増えるのかもしれない。

謙虚に、感謝の心を忘れず、2022年も全力疾走したい。

2021年も充実した1年だったな…。

最後に


2021年は、今までで一番「旅」をして、たくさんの人に出会った。
末尾になりますが、今年1年間、たくさんの人のおかげで、大きな体調を崩すこともなく、元気に過ごすことができました。

皆様の2022年のご活躍をお祈りし、2021年を締めくくりたいと思います!
1年間ありがとうございました!

良いお年を!


2021 師走 日賀野 舜


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