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第一回ボドゲメイカーズフェスに行ってきました(前編)

ボドゲメイカーズフェス、ボードゲームクリエイターからゲーム制作にまつわる様々な話を聞き、試遊までできるとても良いイベントでした!
せっかくなので、今回のことを記事にして残しておこうと思います。

まず、この記事の見出し画像ですが、関 美穂子さんによるグラフィックレコーディングで作成されてます。

イベント冒頭では外周の絵以外、ほぼ白紙の状態から始まり、講演内容を聞いている目の前で、リアルタイムで描かれていきました。
見ればすぐに内容を振り返れるし、何より構図が美しい。
こちらのnoteライブのYoutube動画で、仕上がっていく様子を見ることができます。

最初のプレゼンターは、ホソヤタケヒロさん。

Friedegg Gamesより販売中の2021ゲムマ新作「キャンディポット」。
その発想のきっかけから、完成までの過程を講演いただきました。

ジャンケンを題材に、知っている遊びを分解、強化、調整して新しい遊びを創造するという思考の流れがいいですね。シンプルかつ奥行きのあるゲーム制作への発想に役立てられそうです。
ゲーム自体も、コンポーネントのキャッチーさに拘りが感じられます。

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2番目は、ヤブウチリョウコさん。

「推しの尊さを語る君と知ったかぶりの私へ」(#推し語り)

推しを語る場が欲しければ、ゲームでその場を作ればいいじゃない!
やりたいことから創作を開始する考え方、すごく共感を覚えます。
世界観でも、システムでも、アートワークでも、作りたい何かがあってこそ手を動かし続ける原動力になると思うんですよ。

試遊してみると、システムもうまく作られていて、初対面でも、よく知る友人同士でも遊べるようになってました。

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3組目はあっとわんさん。

Youtuberとして活動されるかたわらでボードゲームに出会い、プレイ動画の配信だけでなくボードゲーム制作までされたとのこと。
そのエネルギー、感服致します。

ゲームは「神在演宴よろず札(かみありえんえんよろずふだ)」。
ラミー系ゲームのように持つ手札は7枚。
動物、植物、天気など複数の要素が書かれた「よろず札」と、それらを揃える組み合わせの役が書かれた「演目札」。

役には高得点どころか揃えれば勝利するロマン役まで多数あり、カードを引く時の期待感と、捨てる時の緊張感はラミー系ならではの楽しさ。

丁寧に描かれたカードの秀麗さだけでなく、しっかり作りこまれており、初作品とは思えない仕上がりです。

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また、あっとわんさんはトレーラームービー制作や、web広報などについての依頼も募集中とのことで、困った際には力になっていただけそうでとても心強いです。

後編に続きます。

ボードゲーム制作チーム:すてきな山
システム担当:ヒガビト

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