量産型Kindle本を読んで電子書籍オンリー出版のスキームを垣間見る

Kindle Unlimited入りしていたので量産型Kindle本を試しに読んでみた。

内容が少ない本が多いので何冊か読んだのだが電子書籍ってスキームというかテンプレがあるっぽい。低質なものもけっこうあるなというイメージで自分が捉えた特徴を書いてみる。

もうちょっと分析したら自分でも小規模なものを作ってみるのもありかと思った。

①自己紹介
(これまでの境遇、失敗談など。誰もがよくある失敗や悪い環境を誇張して書く。)

②自分の人生での転機
(うまくいったキッカケ。ここを方法論に落とし込むのが最も重要な気がするが、低質のものだと「幸運でした」程度しか述べられず、基本多くを語られることはない)

③具体的なメソッドの紹介
(実質の内容。とりあえず出しておけばいいかという本だと極端に薄い、もしくは限定的な各論ばかりになる。)

④ありがちな精神論
(順番はよく②と前後するが、過去の偉人の言葉やちょっと教養のある人間ならどこかで聞いたことのある話との無理やりなこじつけ。忘却曲線やハインリヒの法則や有名経営者・研究者の言葉、など。この部分のボリュームが少なく③が多い方がいい書籍だと思う。)

⑤オンラインサロンや特典動画への誘致
(購入者限定特典と銘打たれていることがほとんど。ただスキームに従っただけのものでは、ほぼ中身はない。実際に見てみると数十回程度のビューだったりする。)


ブログ界隈とかでもよく言われることだが「誰に」「何を伝えたいのか」をしっかり持っていないと良質なコンテンツたり得ないのだと痛感。

かっこつけて言うならターゲティングとコンテンツを磨かなければという感じになるのかしら。

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タナイ
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