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【書評】「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!を読んだ。

結論から言うと読むだけでも日常のモヤモヤから少し解放されたのでオススメしたい。

本の中では、

「一流企業の不満社員」

など、私自身が今抱えているモヤモヤとした思いがことごとく悩みの例として言語化されており、ハッとさせられた。

「会社を辞めたら食えなくなる」

と多くの人は言うし、それが当然正しいことだと認識している。しかし、現代日本は社会保障が整っているのだ。正しく社会保障を利用するだけの知識さえあれば仕事を辞めた程度で餓死をすることなどありえない。
「食えなくなる」は恐怖が生み出した幻想というのも言われてみればたしかにそうだ、と思える。もっと言えば「恐怖をあおって人を支配する」ためのものですらあるのかもしれない。

「食うために働く必要などないのです」

とこの本では説いている。

面白いと思ったのは、ホメオスタシス、スコトーマ、抽象度、エスティーム、ゲシュタルトなど、人の悩みに関するあらゆる概念に名前を付けて説明を試みている点。
重要な概念がフワフワとした言葉の羅列でなくキーワードで繰り返し出てくるので、読後の印象に残りやすく行動に移しやすいと感じた。

結局、本を読んでも何もしなければ人生は1ミリも変わらないので、行動に移しやすい工夫がなされているのは素晴らしい点だ。



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