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Apple純正アプリが改善してサードパーティアプリなんてなくても十分になってることに気付いた

この記事の結論はタイトルの通り。

EvernoteとかTodoistとかChromeとかLifeBearとか、一切合切もう使うのやめましたって話。

まだ自分が20代前半のころ、iPhoneにApple Payすら搭載されてなかった時代。この頃は純正アプリといえば最低限の機能しかなかった。

便利さを求める者たちは日夜サードパーティアプリの比較検討に明け暮れていたし、まだまだAndroidも元気で一部のネットではiPhoneが情弱扱いだった。

実際、そのころは自分もiPhoneといえば換金しやすい板くらいにしか思ってなくて、ショニーのエクソペリアをカイロ代わりに使っていたものだ。



時は流れて令和になり、iPhoneはFeliCaも搭載されてめちゃくちゃ使いやすくなったし、今ではAndroidなんて一部のモノ好きか老人しか使ってない。

数千万台売れていたXperia市場は0をひとつ間違えたのかと思うくらいにしか売れなくなって、街を見渡せば5秒に1回はiPhone XRが目に入るようになった。


では、かつて猛威を奮っていたサードパーティアプリも同じように盛者必衰かと思えば、意外とそうでもない。


EvernoteもTodoistもまだまだ使われているし、Chromeなんてブラウザのデファクトスタンダードになった。


これらが栄えた背景には、純正という極めて強力なメリットを勘定してもなお基本アプリがどうしようもないポンコツだったことがあると思う。


だが、いま一度フラットな視点で見たとき、2020年現在の純正アプリはその進化は遅かったといえど、かつてサードパーティが誇った機能を取り入れて必要十分な利便性が担保されたものになっているのではないか?


実際、なっているのだ。


つまり、もうTodoistやEvernoteに課金をする時代は終わったんじゃないかということが言いたいのだ。


今や純正アプリは、純正ゆえの強力な親和性を発揮している。


いちいちブラウザを開いてTodoistのブックマークを開いている場合ではない。


iPhoneのホーム画面から、MacのDockから、ワンタップで開けるところに必要十分なリマインダーが鎮座しているのである。


いちいちTwitterやGmailのリンクがSafariで開かれたのを、Chromeで開き直すなんてもうバカげている。


初めから純正のSafariを使えば済むのだ。

iCloudキーチェーンは優秀だし、Chromeのパスワード保存と違ってインストールされた他のアプリでもサジェストが効く。


きょうびリマインダーをかけるためだけにTodoistに毎月数百円も課金するのはもうやめにしていい。



もう、純正でいい。



純正で足りるんだ。みんな楽になろう。



これに気付いたとき、人間の惰性と思い込みの恐ろしさを知った。


そんな春。

見える景色は変わらなくても世界は少しずつ変わっている。

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