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自伝小説 ままごとかあさん22 6歳のりかちゃんへ

6歳のりかちゃんへ



3月が近くなって来ましたが

まだまだ雪の降る日も多いですね。

朝晩の冷え込みは厳しいので

温かくして寝てください。


6歳のりかちゃんが

生きて行くことに絶望を感じてしまった時も

今日みたいにまだ寒い日でした。

私の娘もあなたと同じ6歳です。


娘はサンタクロースがいると心から信じていて

毎年手紙をツリーの下に置き

翌日手紙が無くなっていると

目を輝かせて喜びます。

娘は春から始まる小学校生活を

とても楽しみにしていて

不安は微塵も無いようです。

娘はとても無邪気で

生きていることを全身で楽しんでいます。


そんな娘を見ていると

りかちゃん

6歳で生きることに絶望するのは

ちょっと早すぎたんじゃない?

と思ってしまいます。


6歳のりかちゃんは

サンタクロースが居ないことも

知っていましたし、

小学校へ行くことも

不安で仕方なかったですものね。



もし

タイムマシーンに乗って

6歳のりかちゃんが絶望を感じないように

導くことができたなら。

私はタイムマシーンに乗るでしょうか?



過去が変われば幸せになれる?



いいえ

私はタイムマシーンには乗りません。



だって

幸せは自分の内側にあるとわかったから。


6歳のりかちゃんが絶望を選択したのも

自分で選んだとわかったから。


りかちゃんは苦しい道だとわかっていて

そちらを選んだ。

勇気ある選択。

私は6歳のりかちゃんの選択を尊敬します。



今を生きている私は

あなたが決めた選択を最良のものとします。


ずっとずっとこれからも

一緒に人生楽しんで行きましょう。



生まれてきてくれてありがとう。

大好きです。



45歳のりかより



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