グループC〜本当に最弱?

オランダの首位通過が無難な結果だろうが
ユーロ初出場で士気の高い北マケドニア。
シェフチェンコ率いるウクライナ。
多くのブンデスリーガ選手を抱える
オーストリアとぬるゲーではなさそう。

1位予想・オランダ

3月、トルコ相手に敗北を喫したが
ネーションズリーグでは準優勝。
若手の台頭が著しく
年々と力をつけてきているものの
それはクーマン(現バルセロナ)監督のおかげと
国内からの期待は薄い。

注目はフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)
デパイ(リヨン)はもちろん
チームのリーダーでもあり
世界最高CBの一人ファンダイク(リバプール)が
いない状況でのデ・リフト(ユベントス)
デ・フライ(インテル)の活躍だ。
戻ってきたら3バックにすべきだと思う。

GKはバルセロナで
サブを務めていたこともある
シレッセン(バレンシア)。

DFはブリント(アヤックス)の離脱は痛い。
代わりの若手ワインダル(AZ)がどれほどか。

MFはデヨングの相方として
クラーセン(アヤックス)と
デ・ローン(アタランタ)がいるが
若手のフラーフェンベルフ(アヤックス)にも
期待。
ワイナルドゥム(PSG)の負担を減らしたい。

FWはルーク・デヨング(セビージャ)が復活。
有力な若手がスタメン争いを繰り広げているが
主力になれそうなのはいない。

攻撃はデパイのチャンスメイク力に
頼っている感はある。
デヨングのビルドアップは間違いないが
何かもう一つ足りない、そういう印象だ。

守備意識は強く
チーム全体で自陣に戻る。
ファンダイクはいなくとも
現在のCBがワールドクラスなのは
間違いない。

デパイは今季リヨンで19得点10アシストと
リーグアン屈指のアタッカーだ。
とはいえ、彼以外に攻撃のオプションが必要。
まだ若く、これからのチームだ。
頑張って欲しい。

FIFA21での能力値
総合:82
ATT:81  MF81  DF:84(ファンダイク有)

フォーメーション:4-2-1-3

2位予想・ウクライナ

予選グループBを1位通過。
チームとしての完成度は高い。
タレント力はオーストリアに劣るが
ウクライナの英雄シェフチェンコの元で
進化中。

ジンチェンコ(マンC)と
マリノフスキー(アタランタ)の
活躍次第といったところ。
ヤルモレンコ(ウェストハム)の
突破力にも注目だ。

DFはミコレンコ(ディナモ・キエフ)
カラバエフ(ディナモ・キエフ)の
両サイドバックのスピードが魅力。

MFはシドルチュク(ディナモ・キエフ)か
ステバネンコ(シャフタール)の
ボランチがどれほど効くのか。
少し気になるところだ。

FWはベゼディン(ディナモ・キエフ)と
ヤレムチュク(ヘント)だが
Footbalistaによると
どちらもルカクのプレーを参考に
しているらしい。

基本は堅守速攻。
とはいえショートパスを繋いで攻め立て
ロングボールを多用しない。
サイド攻撃が主。

両サイドバックが前線に上がることで
サイド攻撃を受けやすい。
ボランチとジンチェンコの守備で
カバー出来るか。

多分、みんなが思ってるより強いチーム。
今大会の台風の目となって欲しい。

FIFA21での能力値
ヒットせず。
え、国なくなった?
多分、74or75。

フォーメーション:4-3-3、5-3-2


3位予想・北マケドニア

ユーロ初出場。
3月にドイツ相手に2-1で勝利。
俺たちは弱くないんだぜ?
そんな気概が伝わってくる。

エルマス(ナポリ)とバルディ(レバンテ)の
テクニックに注目。
英雄バンデフ(ジェノア)は
37歳となって全試合スタメンは厳しいが
彼が途中出場したら
チームの雰囲気は変わる程の存在感。

DFはあまり良いとは言えないが
3バックとなってからは安定している。
LSBアリオスキ(リーズ)の
攻撃力は高いが問題児。

MFはエルマスとバルディを
アデミ(ディナモ・ザグレブ)が支える。

FWではトライコフスキ(マジョルカ)で
バンデフと2トップを組むことも。
アタッカーとしてユーティリティさに富む。

ドリブルが多く縦に速いサッカー。
例え、崩せなくとも
リーガエスパニョーラ屈指のフリーキッカー
バルディが直接ゴールに叩き込む。
強豪相手でも勇猛果敢に攻めていく

ボールロスト後、みんなでプレス。
ダメならみんなで戻る。
みんなでボールを跳ね返す。
集中力は高い。

前回大会のアイスランドになれる予感。

FIFA21での能力値
またもやヒットせず。


4位予想・オーストリア

監督交代しないとダメです。
とても勿体ない。

注目はダビド・アラバ(レアルマドリード)に
なってしまうのだが
代表では全く持って輝けない。
アタッカー起用が多いためか。

もう、説明がめんどくさいほど
みんなブンデスリーガ所属である。
レヴァークーゼンが二人
フランクフルトが二人
ホッフェンハイムが二人
ヴォルフスブルクが二人
ボルシアMGが二人
ライプツィヒが二人
他にもシャルケ、シュツットガルト
アウクスブルク、マインツ、ブレーメンなど
みな活躍している。
もはやドイツ代表である。

とても無難にゆっくり攻め上がる。
とはいえパスサッカーでもない。
フィジカル強いのにゴリゴリでもない。
大量得点を期待できるチームではない。

守備意識の高いチームであり
強豪相手にも簡単に大敗にならないだろう。
だが、勝ちもしないだろう。

監督を交代すれば強いです。
全体的にレベルは高いです。
個人の能力はウクライナより上。

FIFA21での能力値
総合:76
ATT:73  MF78  DF:76

フォーメーション:4-2-3-1、3-4-3


・感想

オーストリアが覚醒したら
このグループは大混戦となる。

ウクライナと北マケドニアが
どんな攻めをするのかが見所。


明日は我らがスリーライオンズがいる
グループD。
こちらも強豪揃い。
イングランドは恐らく今大会最強の攻撃力。
多くのブックメーカーで
優勝予想のオッズが最も高い。

低いって言い方をするのかな?
まぁ、乞うご期待。


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