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【合格体験記】統計調査士を受けようと思っているあなた!ぜひ見てください!

先日CBTにて統計調査士を受験し、合格いたしました。

合格するまでにどのような教材を使い、どのような勉強をしてきたのか皆様にお伝えいたします。この記事が統計調査士を勉強する皆様の一助になれば幸いです。

試験情報

ざっと統計調査士の試験情報を記載します。

○試験範囲
統計検定3級合格程度の基礎知識に加えて、社会人に求められる公的統計の理解とその活用力の修得を評価します。

 ■統計の基礎
 ・統計の役割
 ・統計法規
 ■統計調査の実際
 ・統計と統計調査の基本的知識
 ■公的統計の見方と利用

○問題数:30問程度

○時間:60分

○合格率:100点満点で70点以上程度を合格
(統計検定オフィシャルサイトより引用)

筆者の勉強時間


・合格までの期間:1か月

・平日は1時間、土日は2~3時間勉強

勉強の進め方/試験対策

・勉強を始めた当初

まずは過去問を購入し、解いてみました。公的統計の見方と利用(統計の基礎である度数分布、代表値、散布図、相関係数など)については知識がありましたので楽に解けましたが統計の基礎・統計調査の実際については全く知識が無かったのでその辺りを体系的に纏めてあるテキストを探し始めました。

・中盤

そんな中、ネットで調べると「日本の公的統計・統計調査」というテキストが良いとの情報があり、購入しました。調べたところ著者は立教大学社会情報教育センターというところで統計調査士の合格支援(セミナーなど開催)をやっており、その関連でテキストを作成したそうです。本屋で立ち読みし、確かに統計調査士の出題範囲を網羅していたので購入し読み始めました。また、このテキストには章末問題もあるので理解の確認にも役立ちます。読み始めたところで3週間後にCBT受験日をセットしました。

・後半

過去問を繰り返し解き、テキスト(日本の公的統計・統計調査)も何周か読んだ段階で、さらにもう一段理解を深めるために教材が欲しいなと感じていたところ、統計検定公式サイトの「合格者の声」欄の投稿にて「統計検定士試験 対策コンテンツ」なるテキストがあることを知り、すぐに購入しました。本のタイトル通り、統計検定士試験のエッセンスをまとめたテキストでした。「日本の公的統計・統計調査」と被っているところもあるのでもしや、と思ったらやはり著者が同じでした。ただこちらのテキストの方がよくまとまっていると思います。

「統計検定士試験 対策コンテンツ」を読み込み、理解度を挙げたところでさらに過去問を繰り返し解くことで試験に臨んだ次第です。

試験の傾向/アドバイス

試験の傾向/アドバイスとしては以下となります。

①30問で60分なので時間的には余裕があります。安直に回答せずにしっかり問題文を読み、ケアレスミスを無くしましょう。

②30問で70%以上が合格なので単純計算で21問以上正解で合格です。逆を言うと10問以上不正解で不合格となります。余裕をもって不正解は6~7問までに抑えられれば合格は射程圏内に入りそうです。

問題の種類としてはざっくりですが
・統計の基本:10問
・公的統計調査の実際:10問
・統計の見方と利用:10問
となります。個人的な意見としては「統計の見方と利用」は計算は必要ですがそれほど難易度は高くなく、得点源になると思います。この部分をほぼ100%にして他の部分をカバーしましょう。

③過去問とは少し表現が違う問題もありますが、根本は過去問と同じです。自分が勉強してきたことを信じ、しっかり答えを導いていきましょう。

以上が私の勉強法になります。
皆様もお忙しい中統計調査士の勉強をされていると思います。
これを見て皆さまの合格の一助になれば幸いです。
皆さま、頑張ってください!

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