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日記20240202-0213

2日(金)

自分の利益と相手の利益がトレードオフの関係にあるときに、相手の利益を優先したいと心から思う(相手の利益が、その程度によらず自己の計測不能な利益となる)のが愛の定義だと、言い尽くされているけれど本当にそう思う

人は必ず死ぬと知って以来ずっと死への恐怖を抱えつつ数多の眠れぬ夜を過ごしてきたわけだけど、今日は恋人と一緒にいられる時間の有限性の実感から自らの死の恐怖に到達した
この経路は初めてかもしれない
破局、相手の死、という2つの事象の分確率が上がり、恋人との時間の有限性への実感は自らが必ず死ぬことへの実感よりも得やすくて、一緒にいてもいなくても、眠れない夜は苦しくなる。


9日

君は放課後インソムニアは全部良い
高校生の時まともに恋愛してなかったことを悔やまざるを得ない

連絡不精なのに学生短歌会合同春合宿の幹事になってしまって、プルプルとメールのやり取りをしている。
代替わりしたら京大短歌の渉外担当にもなるのだから困ったものだ。

10日

アマプラでハリーポッターを見返している。京大のせいでハッフルパフの横断幕が中核派のそれにしか見えない

13日

高校生の時に1人で京都旅行をした時に訪れたカフェに久々に来た。
相変わらずパンとコーヒーが美味しかった。
本が沢山置いてあって、たまたま目に入った村上龍のエッセイ(「普通の女の子」として存在したくないあなたへ。)をパラパラ読んでみたら、限りなく透明に近いブルーとは一見した印象が違ってて、でも言葉の端々の雰囲気があの話の登場人物のセリフのそれと似ている気がして良かった。メルカリで売ってたから買っちゃった。
でもこのタイトルに惹かれてしまう人間だと思われるのは(図星だから)恥ずかしい

本当は持参した双頭の悪魔を読もうとしたのに、目の前に沢山の読んだことない本が置かれたら、全部読まなきゃだめな気がして落ち着かない。だから本は大好きだけど本が沢山ある場所は多分苦手というか、向いてないと思う。

結局無事に双頭の悪魔も読み始められた。孤島パズルが面白かったからとても期待している

前このお店に来た時は恩田陸のネバーランドを読んだ。あの作品とても好きなのだけど、周りで読んだことある人を知らなくて悲しい
誰か読んで、というかこの店で読むのがとても良いから、お店の名前教えるし本も貸すから、ここで読んで

今日から春になったと断言できる
春の風に髪がそよぐと自分が透明感溢れるすごい美人になった錯覚に陥るから、調子に乗らないように気をつけないといけない。みなさんもお気をつけて

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