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2024年7月14日の政治・時事ニュース 選挙結果に一喜一憂していては疲れるだけなのでは?

さて、東京都知事選の結果が出て一週間経ちました。未だにタイムラインには「石丸氏を批判するインテリはくだらない」とか「蓮舫氏は女性だから変なレッテルを貼られてイジメられている」というような投稿が飛び交っています。日本人は課題と人格を分離できないうえに、妙に自己保身的な気持ちがあるので「俺達私達が悪いというのか!」みたいな被害者意識を持ちがちです。それだけ「自己」が確立しておらず勝負に関してナイーブな気持ちを持っているんでしょう。

と思っていたところオランダの政権交代の様子がニュースになっていました。敗北したルッテ首相は笑顔で自転車に乗って立ち去っており新しいシューフ首相らがそれをお見送りしています。実にあっさりしています。イギリスでも政権交代があったばかりですが野党第一党党首は「陛下の野党」という半オフィシャルな立場が与えられており、スナク首相の敗北演説もあっさりとしたものでした。

民主主義って選挙に負けたからといって人格が否定されるってことにはならないんですよね。日本人も早くそれに気がついたほうが疲れないですよと思いました。たかが選挙であって人生は続くわけですから。

もう一つの問題は日本の海上防衛についてです。どうやったら日本人は戦略的にこの問題に取り組むのだ廊下?と考えました。日本人は勝ち負けにこだわるので「このままでは中国人に笑われるよ」という筋にしてみたんですが、おそらくこれでも響かないのかもしれません。お神輿みたいになっていて勝ったときだけ騒ぎ負けそうになるとスルーしてしまうんですよね。


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