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2024年6月7日の政治・時事ニュース オリンピック目前のフランスで不穏な動き

2024年6月6日はノルマンディ上陸作戦の初日であるD-Dayから80周年の節目だったそうです。民主主義を守り抜くという姿勢を強調したいバイデン大統領とマクロン大統領にとっては格好の政治宣伝の機会となりました。

しかしバイデン大統領はイスラエル情勢をコントロールできていませんし、マクロン大統領もかなり治安の維持に苦労しているようです。未然にテロが防がれていると見ることもできるのでしょうが、ガザとウクライナの情勢が不安定化する中、本当に安全にオリンピックが開催できるのか?という不安も膨らみます。

国内政局は至ってのほほんとしています。さまざまな課題が山積し国民のフラストレーションは溜まっています。ですが欧米と比較してしまうと人が生きるか死ぬかという状態ではないとも言えます。ワイドショーでは岸田総理が送ったコージーコーナーのシュークリームが妥当かどうかが議論されていました。田崎史郎氏は「もう少し高いものを贈ればいいのに」とコージーコーナーの名前を出さずに否定的見解を述べていました。維新は対抗してビアードパパのシュークリームを立憲民主党に差し入れたそうです。ビアードパパも美味しいですよね。

維新の馬場代表は岸田政権に「パーシャル連合」の秋波を送り続けていますが、菅前総理は地元横浜の市議たちを仕込んだ上で会合を行い「岸田おろし」を演出していました。集まったメンバーを見ると各会派から非主流派という人たちを呼び寄せていて「上手な人選だな」と感じます。政権としては人事をエサに求心力を維持したいところでしょうが、もうあまり効果はないように思えます。

経済ニュースとしてはECBの利下げの話題が入ってきています。市場が今後どのように反応するのかに注目です。

中央政局ではないのでどちらにも取り上げていないのですが、鹿児島県警察で内部告発を試みた(とされる)元幹部が内部文書持ち出し(国家公務員法(守秘義務)違反)の容疑で逮捕されています。


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