見出し画像

2024年5月30日 「お金は想いをのせる」は伝わらないかもと思いました

さて、今日のテーマは「お金を粗末に扱う自民党には未来はない」というものなのですが「伝わらないだろうなあ」と思いながら書いています。

記事の趣旨は「お金を粗末に扱う自民党には未来はないだろう」というものです。なぜならば本来「お金は想いをのせるもの」だから。ただこれが伝わらないだろうなあと思いました。いや「想いって何よ?」ってみんな思うのではないでしょうか。

今回の記事は自民党の事務方を2019年まで務めた方のインタビューをもとに書きました。党の幹部が車の中で突然100万円の札束を渡すそうです。久米さんは「なぜそんなことをするのか」と記者に質問されるのですが答えられません。これを読んで「田中角栄時代の名残なんだろうなあ」と思いました。検索すると新潮が記事を出しています。

田中角栄という人はおそらくお金で苦労しているはずです。そこでお金をうまく使えば「いろいろな想い」を乗せられることを学んだんでしょう。日本が高度経済成長期に入る前の時代で総じて貧しくみんな助け合いながらイキリすかなかったという時代ですよね。まずこの時代背景が伝わらないと「現金」が持つ意味が伝わりません。

途中で給料というのは「働いてくれてありがとうという感謝を伝えるものだ」と書きました。おそらくこれも実感できる人は少ないと思います。銀行振り込みが一般化するまでは給料って茶封筒に入れて直接もらっていたんですよね。つまり本当に上司が「ありがとう」と言って渡していました。

このように「札束」が気持ちを伝えていた時代というのは日本にも存在したわけですが、おそらく今ではそんな時代を覚えている人はいない。現在はむすり札束で溢れていて、その上でみんなが「不安だ不安だ」と怯えているような時代です。こういうお金にまつわる我々の無意識を変えてゆかないと政策も政治も変わらないとは思うのですが「いやそんなところから遡るのか」と気が遠くなる人も多いんだろうなあと思います。

骨太の方針には現在財政再建と積極財政の2つの考え方があってどっちも掲載されるようです。とはいえ財政再建派が掲げるPBバランスの黒字化も実現できないことがわかっています。

国際ニュースはイスラエルのラファ攻撃をめぐるアメリカの対応についてQuoraにだけ書きました。イスラエルは今年中は戦争はやめないと宣言しておりかつラファ国境を制圧したと宣言しているそうです。

もう一つは台湾議会の混乱です。総統(大統領にあたる)の監視を強める法案が可決され与野党間で乱闘も含めた騒ぎとなっています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?