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2024年7月21日 新興宗教化するアメリカ合衆国の政治状況など

今朝はメジャーなニュースアップデートがなく続報系を3つ書きました。1つはバングラデシュの政治状況です。もともと「安倍政権で教育にお金をかけなくなったからから日本が衰退した」というラインの記事を書こうと思ったのですが、経済が高度化すると政治がそもそも経済を理解できなくなるということに気が付きました。バングラデシュはインフラ投資レベルから軽工業国への転換に失敗したため学生デモが過激化しています。がこれが理解できるのは私達日本が「高次元」からバングラデシュを見ているからです。だが改めて考えてみると我が国も製造業国家から次の段階に進めないという意味ではバングラデシュと同じ状況にあるということがわかります。と同時に資本主義では産業が高度化すればするほど教育コストが上がってゆきます。これを一般の過程ではまかないきれないため政治の限界が社会の限界につながり国が縮小してゆくわけです。今回のバングラデシュのブログ記事では材料は出せましたがQuoraからブログへ、ブログからNOTEへと何回か書き直してゆかないとかなかなか言語化ができませんし、言語化できたとしても政治が問題解決をすることはできませんから「そんなことを考えてもどうしようもない」のかもしれません。

もう一つはWindowsの問題です。こちらは難しい話ではなく「今回大騒ぎが起きたけど、一体誰が経済的責任を取るんだ」という気軽に読める文章です。月曜日のオフィスはけっこう大変かもしれないですね。

最後の話はコメント欄の「共和党がカルト化するかもしれない」という指摘に対して「いやあもうカルト化してますよね」という記事を書きました。とはいえ日本人にはキリスト教の知識がある人が少ないため、何がカルトで何が層でないかの区別はつかないかもしれないですね。Quoraのコメント欄にはアメリカ人が「ゾッとした」という指摘が入っていますが、実はトランプ氏の考える聖書はキリスト教の教義から大きくハズレた考え方が導入されています。おそらくトランプ氏は教会に通う習慣がなく(聖書を売りつけて資金稼ぎをしたという実績があるくらいです)発言はキリスト教的ではありません。一方で人類が古くから持っている大きなものに包まれて多幸感を味わいたいという本能に訴えかけています。

トランプ氏の台頭に対して「自分だけはうまくトランプ氏と話し合いができる」と考える人達が増えています。日本でも茂木幹事長などがそんな発言をしています。が、おそらく今のアメリカでは彼らの浅はかな想像を超えたかなり深刻なことが起きていると思います。カトリックはローマ教皇庁が教義を決めて全体に布教するのですが、アメリカでは教会権威を嫌う人たちがいて福音派と呼ばれています。日本でいうと公明党・創価学会と日蓮正宗の関係と同じです。創価学会はもともと日蓮正宗の信徒集団でしたが日蓮正宗から破門されています。これが池田大作時代に独自の宗教概念を持つようになりその宗教的理想を実現するために作られたのが公明党です。

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