スナゴケの増やし方

スナゴケは太陽に強い苔で、日当たりの良い場所に自生しています。逆に、一般的な苔が好むようなジメジメした日陰では、まったく生育しません。

スナゴケの増やし方の一つに「まきゴケ」があります。スナゴケは縦に伸びて成長していきますので、その先端部分を5mmくらい切り取って、培地に移していきます。切り取る部分は緑色であるほうが成長は早いです。さらに、切り口が「下」になるほうが、より早い生育が期待できます。

また、培地としては「砂」が最適と思われます(砂ゴケなだけに)。スナゴケの自生地は、河原などで砂が堆積している場所です。「まきゴケ」の時期は、9月中旬ごろ(最高気温が30℃に達しなくなる頃)が最適です。この季節にスナゴケの活動は活性化します。

「まきゴケ」した後は、適度な水分が維持される必要がありますが、意外と乾燥しにくいので、水のやり過ぎに注意しなければなりません。朝露で湿るくらいが最適と思われます。チリチリになっても、すぐには枯れません。


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