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ChatHubを完全無料で使えるようにしてみた【Claude/マルチモーダル対応】

「ChatHub」とは

「ChatHub」とは、複数のチャットボットを同時に利用することができるChrome拡張機能です。

ChatGPT、Claude、Bard、Bing、Perplexity、Llamaなど、様々なチャットボットに対応しています。

つの質問に対して複数のチャットボットから回答を得ることができるため、チャットボットの課題であるハルネーションの影響を減らすことができます。

Chromeウェブストアの公式ページでは、以下のような、特徴が挙げられています。

* ChatGPT, Google Gemini, Claude 3, Bing Chat, Perplexity および10以上のオープンソースの大規模言語モデルを使用します。
* 複数のチャットボットと同時にチャットでき、回答を比較しやすくします。 * GPT-4、ChatGPT API、Azure OpenAIサービスに対応しています。
* ChatGPT, BingとBardの視覚入力をサポートします。
* Prompt Libraryでプロンプトを管理します。
* ブラウザのどこでもアプリを素早く起動するためのショートカット機能。
* Markdownとコードのハイライトに対応しています。

https://chromewebstore.google.com/detail/chathub-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4/iaakpnchhognanibcahlpcplchdfmgma?hl=ja

無料でどこまで使える?

ChatGPTやClaudeなど各チャットサービス自体の利用料金はかかりますが、ChatHub自体は基本機能を無料で使うことができます。

複数のチャットボットをマルチモーダルで使用するには、ChatHubが提供している買い切りの$35の有料ライセンスを購入しなければいけません。

買い切りのため、一度購入すれば、永久にプレミアムライセンスを使用することができますが、$35は躊躇してしまいます。

そのため、ChatHubが以前更新していたアプリのオープンソース(https://github.com/chathub-dev/chathub)を修正して、自前で作ってみることにします。

現在公式のソースでは、ChatGPTやClaudeは、チャットボット側の更新に対応していないため、使用できません。

ChatGPTは未対応ですが、Claudeなどに対応かつ、マルチモーダル機能を無料で使用できるように改良したコードは以下になります。

こちらのソースをダウンロードしたディレクトリーで、以下のコマンドを打つとChromeで使用することができます。

パッケージのインストール

yarn install

ソースのビルド

yarn build

Chromeの設定

Chromeの拡張機能管理ページ (chrome://extensions or edge://extensions)に移動。

Developer Mode(開発者モード)をOnにする。

ビルドされた「dist」という名前のフォルダーをインポートする。

まとめ

以上、ChatHubを完全無料で使う方法の紹介でした。

ChatGPTの対応など、まだまだ開発途中ですので、IssueやPullRequest歓迎しております。


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