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南山城を巡る

先日、京都の南に位置する南山城地区に行ってきました。

そこで得た知識をシェアさせて頂けたらと思います。

まず、一休寺に向かいました。
一休寺は一休宗純が余生を過ごしたことで知られる寺になります。一休宗純は天皇家に生まれ、多くの文書、逸話を残した僧侶です。

一休寺は、11月後半から12月に紅葉が素晴らしいことが知られています。今回は残念ながら、まだ紅葉していませんでした。

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緻密に計算された枯山水を見て心を落ち着かせ、その後一休宗純にまつわる宝物殿を探索しました。

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次に向かったのは観音寺です。
観音寺では、絵で書かれた般若心経が印象的でした。「まか」→「釜をひっくり返した絵」と表現しているのが面白く、漢字がわからない人でも発音して唱えることができます。

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次に向かったのが蟹満寺です。

蟹満寺は重量感に富んだ衣紋を纏った仏像がありました。手の形はヨガのインを表しているそうです。手の水かきみたいなものは「まんもうそう」と呼ばれ、全ての人を平等に救い上げるという意味があるそうです。

蟹満寺は今昔物語に収録されているお伽話も有名で、役人と表現することが出来ない為、ヘビに置き換えたそうです。

次に向かったのが神童寺です。山の中に位置し歩いてくることは難しいです。

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私たちはタクシーで向かいました。

神童寺は真言宗です。真言宗は「ごま」というものをを炊いて人間をトランス状態に持っていくプログラムがあるそうです。それを確立したのが空海で、総本山は東寺にあります。

そして最後に向かったのが禅常時です。宇治田原にあるお寺で、茅葺き屋根と写真は撮れなかったですが11面観音像が印象的でした。

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南山城地区は、約1200年前藤原時代からお寺が存在し、今も尚残っている歴史ある地区です。

是非、皆さまも足を運んではいかがでしょうか?

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