SNSに繋がりを求めすぎない

私の知り合いに、いろんな人とずっとラインをしている人がいる。
ずっと連絡を取り合っているという人はたくさんいると思う。

だがそれは本当に必要なのか。
私にとっては必要ではないので、私はラインで長々と会話をすることはあまりない。
ラインは連絡手段という意識が大きい。
実際のところ、ラインだとなかなか話がもたないということもある。
高校生の時に好きな先輩とラインをしていたが、会話が途切れないように質問を重ねるのが大変だった。
だがその時は”繋がっている”感じが欲しくて大変でも続けていた。

最初に言った私の知り合いも、そういった繋がりを求めているようにしか思えない。
詳しくは書かないが、寂しさを抱えているような人なのだ。

ラインなどに繋がりを求めるのは私は良くないことだと思っている。
結局一時的な満足感でしかない。それが続いているだけで一時的には見えないかもしれないが、
会話が終われば寂しさを感じることになる。
他人に依存しているのと変わらない気もする。
相手が返信してくれることで、承認欲求が満たされる。
それに依存している。
多分その知り合いはラインが使えなくなったら不安で仕方なくなると思う。

実のところ私にもそういう時期があった。
高校卒業した後の、大学入学までの期間。
流れは忘れたが、高3のクラスの人何人かと卒業をきっかけにラインしていた。
メッセージが来るか常に気にして、
来たら喜び、返信を考えて、
少し時間を置いてから返信したり
などとしていた。
それで充実していると思っていた。
実際そうだったのかもしれないが、ラインが終わると虚無感や寂しさに襲われた。
私はラインをすることで、人と繋がっていると実感し、
承認欲求や寂しさを満たしていたのかもしれない。

今でも正直、ある。
異性からメッセージが来たときなんかはそうだ。
少しでもやりとりを長く続けたいと思ってしまう。
だが、よくよく考えてみると
その人のことが気になるとかではなくて
やりとりを長く続けることで
自分の中の満たされない欲求を満たそうとしているのだ。

そうわかると少し落ち着く。
そして、満たしたいがためにわざわざ会話を長く続けたりすると
自己嫌悪に陥ったりする。
だから、本当にその時の寂しさを満たすだけであって
自分の精神的な自立を妨げているのだ。

私はSNSには繋がりを求めすぎないことにした。
連絡手段だ。
もちろん少しは会話があるが、
会って話したら10分で終わることを
ライン上で1日かけてやりとりすることはない。
そこに依存はしない。

ある程度精神的に自立しないと
結局は他人と深く関われない気すらする。

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