【ヤッチャレ Day-16】 NPO法人代表 湯浅誠さん

#yachallenge100days Day-15は、NPO法人 全国子供食堂支援センター・むすびえ理事長で社会活動家の湯浅誠氏(@yuasamakoto)です。

1969年に会社員の父と小学校教諭の母の間に生まれ、一浪して東京大学教養学部文科I類に入学。大学時代は児童養護施設のボランティアや映画鑑賞に夢中になって講義にはあまり出席しない学生生活を過ごされました。
大学院(法学政治学専攻)に進学後は、2000年に炊き出しに必要な米穀を収集する「フードバンク」を設立し、2002年にはホームレスを支援する「自立生活サポートセンター・もやい」を設立。
もやいでは無給で働き、大学院退学以降は毎月の生活費は数万円と自身が貧困の身になりながらも活動を継続し、その後に出版した『貧困襲来』以降は講演会などの収入で多少は生活できるようになったとのことです。

その後、2008年のリーマンショック発生時には、社会問題化した「派遣切り」の緊急対策として、他のNPOと協力の上で日比谷公園に「年越し派遣村」を開設。“村長”として運営を取り仕切ったことで一躍有名になりました。

この時の年越し派遣村などの実績が評価され、2009年末から民主党政権下で内閣府参与に就任するなど政治の世界にも携わるように。2011年に発生した東北地方太平洋沖地震を受けて、内閣官房震災ボランティア連携室長に就任。その後に内閣官房社会的包摂推進室の室長を併任されました。

その後、2018年4月に「こども食堂安心・安全向上委員会」を発足して、こども食堂の保険加入のためのクラウドファンディングを実施。838人の支援者から12,523,000円の支援金を集めることに成功。

これまでの活動経験から、5つの排除(教育課程からの排除、企業福祉からの排除、家族福祉からの排除、公的福祉からの排除自分自身からの排除)を理念に活動をしており、同時に自己責任に対する風潮に警笛を鳴らしています。

これからコロナ禍により経済格差がさらに広がるとも言われており、湯浅氏の考えに注目が集まるような気がしました。

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