【ヤッチャレ Day-14】 お笑い芸人 江頭2:50さん

#yachallenge100days Day-14は、お笑い芸人の江頭2:50さん。
クレームが怖くて昔ながらの体を張ったコントが減少する中、あえて上品とは言えない過激で橋渡り的なお笑いを追求されているのが特徴的な方です。
誰からも愛される芸人を目指すのではなく、お笑いの本質を追求するための芯が感じられる人です。

たけし軍団に入ることを夢みて大学卒業と同時に上京して偶然見かけた大川興業の劇団員募集を見て応募したのが芸能界に入ったのがきっかけとのこと。
その後、1996年にレスラーの佐竹雅明さんが怪我してしまったのを庇うべく全裸でお笑いを披露したところ捕まってしまった『トルコ全裸事件』はあまりに有名です。

TVに映る姿やそれらの武勇伝だけ切り取るとはた迷惑な印象を受けますが、そんな印象が180°変わったのが東日本大震災でした。
発生から1週間ほどたったある日、救援物資をかき集めてトラックに積み込んで単独で被災したいわき市へと向かい、避難所などに物資を配ったことがSNSなどで話題になりました。当時は原発の影響を遅れて運搬を拒否するドライバーが多く、物資を現地にどうやって運ぶべきか議論されていた時に率先して現地に向かった行動力は称賛に値します。

その後に発生した新潟中越地震においても救援物資を届けた姿はネットニュースや一部新聞で取り上げられましたが、いずれの支援も芸人としてイメージダウンになるからと公言しなかったのは芸人としての誇りだったからでしょうか。

謙虚で恥ずかしがりや、不器用だけど誠実。
そんな人柄に触れることができました。

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