Twitterアカウント「宏洋二代目」からの執拗な嫌がらせツイートに関する声明
はじめに
宏洋企画室 代表取締役で、俳優や映画監督も務める大川宏洋さん(芸名「宏洋」)が運用しているTwitterアカウント「宏洋二代目」において、2020年09月30日より断続的に、私を攻撃するツイートが繰り返し投稿されました。
これは以前に記事にした、ミス関西大学コンテスト(Miss Campus KANDAI 2020)に出場している特定候補者がInstagramで「迷い箸」をしていることをTwitterにして指摘したへの「ネットリンチ」から派生したものですが、もはや大川さんの執拗な嫌がらせツイートの数々はこの「ネットリンチ」の流れを汲んでおらず、別個の悪質な加害行為と認定できますので、独立して記事にします。
*当該アカウントは「宏洋⼆代⽬@10/1(⽊)15:00〜23:00イベントやります︕︕」や「宏洋二代目@11/4(水)大阪LOFT PLUS ONE WEST、11/5(木)エデン京都」とユーザーネームを変更していますが、本稿では便宜上、当該アカウントを「宏洋二代目」と呼称しています。
*大川さんは某有名宗教団体代表のご子息であり、かつては教団関係者として勤務されていたようですが、既に投稿された動画で教団との「決別」を宣言されており、また本稿の論旨とは一切関係がありませんので、本稿では彼ご自身の宗教的なバックグラウンドについては言及しないことにします。
「彼氏になれない」との投稿(タイムスタンプ: 2020年10月01日 01時19分)に関する見解
先述の「迷い箸」騒動を目にした大川さんは私に向けた「何百億円積んでも(当該ミスコンテスト候補者の)彼氏になれない」との記述を投稿しました。
そもそも、私は当該ミスコンテスト候補者に恋愛対象としての興味関心はなく、恋人になりたいとは一切思っていません。また、誰かの恋人になれる・なれないの可否を判断するのは大川さんではなく、そのご本人であって、仮に大川さんが「恋人になれない」と判断できるタイミングがあるとしたら、それは私が大川さんの恋人になることを望んだときだけです。
*ただし、私はヘテロセクシャル(異性愛者)であり、おそらく男性であろう大川さんに恋愛感情を抱くことはないと想定されることを予め申し添えます。
何より、恋愛を持ち出して私をコケにしながら吊し上げる行為も、私の名誉感情を侵害していると考えられます。
私の容姿や体型を揶揄した投稿(タイムスタンプ: 2020年10月01日 00時11分および同02時02分)に関する見解
大川さんは私がYouTubeに投稿した動画のスクリーンショットや私のnote記事のURLとともに、「洗顔方法を見直せ」「ぽっちゃり肌荒れ説教おじさん」との記述を投稿しました。
相手の容姿や体型を揶揄することは倫理的・道義的に許されないことは言うまでもありません。また、そのような発言は私の名誉を貶めるものであると判断できます。
さらに、別のnote記事でも記載したとおり、私は指定難病の一つである「潰瘍性大腸炎」を患っています。その治療に用いるステロイド剤「レクタブル」には、「挫創(にきび)」や「むくみ」といった副作用があります。
持病の治療に用いる薬の副作用まで、揶揄されるべき理由はありません。そのような発言は著しい精神的苦痛を感じるもののみならず、難病患者への差別ですらあります。
なお、2020年10月01日 00時11分に公開された私の動画のスクリーンショットを含む投稿については、Twitterの運営会社(ツイッター社)が大川さんに警告をして、彼のアカウントが一時的にロックされたと、ツイッター社から報告を受けました。
私が虚偽の発言をしているような投稿(タイムスタンプ: 2020年10月01日 14時06分)に関する見解
大川さんは「本当に友人がいるのであれば」と、私が存在しない「友人」を根拠に発言しているかのような記述を投稿しました。
個人情報を保護する観点から詳細には申し上げませんが、当該ミス(ター)コンテスト関係者に友人がいるのは事実であり、相手の業務や活動の支障にならない程度で情報収集をしています。
実際に、以下の記事では、もともとの「迷い箸」騒動に関する運営関係者の動向や、当該ミス(ター)コンテストを巡る「レイシズム」問題についてヒアリングした結果を終盤に記載しています。
まるで私の発言が虚偽であるかのように扱われることは単に心外というだけでなく、私の名誉および信用を不当に毀損する行為であることは言うまでもありません。
私が犯罪者であるかのような投稿(タイムスタンプ: 2020年10月01日 14時09分)に関する見解
大川さんは私が「ネットストーカー」をしているかのような記述を投稿しました。
まず、関連法規を参照する限り、私の行動は「ストーカー」に該当しないと思料されます。ストーカー行為等の規制等に関する法律(通称:ストーカー規制法)によると、 「特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情」により、「つきまとい行為」を、同一の者に対し、反復して行うこととされています。
しかし、私は当該ミスコンテスト候補者に「恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情」は抱いていません(余談ながら、私生活で他に相手がおりますので、当該ミスコンテスト候補者に作く労力や時間はありません)から、前提の時点で、どう考えても「ストーカー」たり得ません。
次に、ご家庭や人間関係に関する言及も、以下の記事で述べたとおり、彼女の周囲で既知となっていたり、彼女が既にWebにアップロードしたりしている情報から、私に対する批判への反証として持ちだしたものであり、当該ミスコンテスト候補者への「つきまとい行為」、もしくはそれを目的とした行為とは認定できません。
さらに、私から当該ミスコンテスト候補者に向けたTwitterでのメンション(「@」を付けた特定人物への投稿)は一度のみであり、「同一の者に対し、反復して行った」とも言えません。
いずれにしても、私を犯罪者であるかのように表現した大川さんの投稿は極めて不当であり、私の名誉を著しく毀損していることは客観的に明らかです。
「迷い箸」動画(タイムスタンプ: 2020年10月02日 20時01分)に関する見解
大川さんは私に宛てて「有名な立場の人間だけど迷い箸で寿司を食べてみた」との動画を投稿しました。
美味しく召し上がるのは非常に結構なことですが、
1. 「嫌い箸(箸のタブー)」である「迷い箸」をしている
2. カメラに向けて、同じく「嫌い箸(箸のタブー)」である「指し箸(箸で人やものを指す行為)」をしている
3. 「迎え舌(食べ物を舌で受け止めてから口に運ぶ行為)」をしている
4. 口の中に入った寿司を見せている
5. 無関係の利用客が動画に映り込んでいる
ことから、「非常に醜い動画」かつ、そもそも「迷い箸」を撮影して公開することを目的としており、もはや「論外」と言わざるを得ません。しかも、そのような動画を他人をコケにすることも好ましいこととは言えません。
また、動画が投稿されたのは2020年10月02日 金曜日の20時01分であり、大川さんはこの日の夕食で寿司店に行ったものと推測されます。一般に「花金(華金)」とも称される金曜日の夜に友達や恋人と過ごすことなく、わざわざ1人で、私に突っ掛かる動画を撮影するために寿司店に足を運ばれるのですから、私に対する執念は相当なものであると思料されます。
そういえば、Twitterのアカウントネームに記載の通り、大川さんはこの前日(2020年10月01日)にイベントを開催なさっていたようです。そして、私がツイッター社から「大川さんのアカウントを一時的にロックした」との報告を受けたのはこの2020年10月01日でした。もしかすると、イベントの途中にアカウントがロックされたことに腹を立てて、「逆恨み」で私に執拗な言動を繰り返しているのではないか、と考えてしまいます。
「回答の要求」「意見交換」と称した吊し上げ行為(タイムスタンプ: 2020年10月02日 20時49分、同03日 20時01分、同03日 20時02分、同03日 20時04分、同08日 21時00分および同14日 16時44分)に関する見解
大川さんは「質問に答えないのか」「回答しないのか」「話すのが怖いのか」「意見交換」と銘打って、私への執拗な引用リツイートを繰り返してきました。
しかし、わざわざ金曜日の夜に1人で寿司店に足を運んで動画を撮影してまで、執拗な言動を繰り返す人物と「まともな対話」が成立するとは、到底思えません。
また、先述の通り、私を犯罪者扱いしたり、私が虚偽の内容を投稿しているかのように述べたりするツイートは「意見」の範疇を超えた「誹謗中傷」に他なりません。さらに、そのようなツイートをスクリーンショットとして再び拡散することも私の名誉を貶める行為であり、到底容認できません。
したがって、そのような人物と「対話」することはありません。
おわりに
最後に、一連の嫌がらせツイートで、私に執拗な加害行為を繰り返している大川さんには、取り急ぎ本稿で発言の撤回と投稿の削除を求めたいと思います。また、改めて弁護士を通じて、近日中に正式なご連絡を差し上げたいと思います。
大川さんからの執拗な嫌がらせツイートについては、既に弁護士に報告を済ませ、対応を協議していることを申し添えます。当然に、訴訟を含む法的措置も、当然にその選択肢になるかもしれません。しかも、大川さんはご自身で住所を公開なさっています。
また、法人登記をもとに、ご自身の住所も改めて正式に確認できました。
そこで、大川さんからの執拗な嫌がらせツイートについては、私から直接ではなく、代理人弁護士を通じてご連絡を差し上げたいと思います。
追記: 「肖像権侵害」との言いがかりをつける投稿(タイムスタンプ: 2020年10月20日 01時40分)に関する見解
大川さんは「弁護士ドットコム」の記事URLとともに、私が「肖像権の侵害」をしたと指摘する記述を投稿しました。
大川さんが紹介していた記事を確認したところ、裁判所は以下の観点から、Instagramの「ストーリー」機能で投稿された画像の転載に関して、肖像権の侵害を認めたとされています。
1. Instagramの「ストーリー」機能は24時間限定で動画や写真が公開される
2. そのため、その動画は継続して公開されることが想定されていない
3. その動画は私生活を撮影したもので、掲示板への転載は正当な目的や必要性を認めがたい
しかし、私が論評において引用した当該ミスコンテスト候補者の「迷い箸」動画はInstagramの「リール」機能を用いて、継続して公開されているものです。投稿から約1ヶ月が経った現在も、当該ミスコンテスト候補者ご本人のInstagramにて引き続き視聴できる状態にあります。
さらに、当該ミスコンテスト候補者が「迷い箸」をしている動画はミス関西大学コンテスト2020においてご本人が著名になることを企図して、Webで公衆に向けて広く送信したものであって、純然たるプライベートの動画とは言い切れないものです。また、当該動画を抜粋したのも、論評の目的のために根拠たる資料として必要最低限の引用をしたまでであり、正当な目的や必要性が存在します。
大川さんは言及していませんが、当該記事では著作権の問題についても触れられています。ただし、これについては先述の通り、論評の目的を達成するための必要最低限の抜粋・引用であり、こちらも当該ミスコンテスト候補者ご本人の権利を侵害したとは考えにくいものです。
なお、以下の記事にも記載の通り、論評の目的は「大学のミス(ター)コンテストにおけるルッキズムやセクシズムの批判」です。私立大学とて公金からの助成を受ける公共機関であることを踏まえれば、そこで行われている活動を批評することには公共性があり、その目的は正当なものかつ、根拠たる資料として最低限度の引用であれば、必要性も存在すると言えます。
併せて、以下の記事でも述べている通り、大学のミス(ター)コンテストに出場して、著名になるために活動しているのであれば、その目的を達成するためにWebに公開された動画の内容を抜粋・引用されて論評・批判されたとしても、それは「受忍するべき程度」の範疇です。
したがって、詳細な事実確認を怠った大川さんの記述は単に不正確であるばかりか、私が何らかの違法行為を働いているとの誤解を生じさせ、私の名誉や信用といった社会的評価を毀損するものであると断定できます。
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