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こころもむくむくっと膨らんじゃったよーだ!
珈琲を嗜むようになってから少しして、この本に出会いました。
とはいっても、まだまだ100回淹れたこともないくらい、うんちょこぴーなので、未だに嫁さんからはヘタクソ!と言われています。
この本はどっちかというと、うんちくになりそうな、テクニックや知識のことよりも、ココロの部分。『美味しい』の正解がないんだったら、とにかく楽しもうぜ!って感じの本になっています。
珈琲がまったく飲めなかった奥様が、焙煎士であるワニさんと出会って、珈琲が生活の一部になり、なんで?やってみよう!あれ?負けるか!と繰り返し、楽しんでいる日常が綴ってあります。
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優しくお湯をおーーくーー!
奥様がワニさんに教わった淹れかたも、文章と写真付きで載っています。このおまじないを唱えながら本のとおりに淹れたら、ぼくの珈琲も、むくむくと膨らんでくれました。
文章と一緒に添えられているイラストがかわいい。そしてなによりも珈琲を夫婦で楽しんでいるのがすごく伝わってきて、読んでいるこっちまでわくわく楽しくなってきます。
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夫婦でも楽しむ。
一人でも楽しむ。
いちばん大事だと思う。
美味しいって、流動的だし、こうだ!とは言えないからこそ、楽しむことがいちばんだと思います。
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すももやぶどうに合う珈琲を探したい!!ワニケーキを見たときに思いました。
とろけるような完熟のすももには、トロっとしたコーヒーが合うのかもしれない。
シャキッっとしたぷりっぷりのぶどうには、ミルクが多めのアイスカフェラテが合うかもしれない。
もしかしたら合う珈琲はないのかもしれない。
それは誰にもわからない。
ぼくはただただ、探してみたい。それも、あおきえんと珈琲を楽しむひとつかなと思っています。
食べものや飲みもの楽しみかたは、十人十色。人それぞれ。
果物を箱につめて、出荷して終わり… とは考えずに、お口に運ばれるまでを想像してアプローチできたら良いなと思います。
一日が終わるころ、みなさまの食卓に、あおきえんの果物と珈琲があったら、幸せだなぁと思います。
そんな日がくるのを待ちながら、今日も「やさしくお湯をおーくー」と珈琲を淹れています。
猪狩はな先生の企画に参加させていただきました。
Kindle Unlimitedには、料理や珈琲の本がたくさんあることが嬉しいです。
いまは、はな先生おすすめのランチ酒を読み中です。
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