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#1. 即興芝居とは何か 〜『why me?』ができるまで〜

当日劇場にお越しいただいたお客様と行なう即興2人芝居
『why me?』vol.2
の上演まであと75日となった。

詳細は記事の最下部に載せるとして、ぼくはこの『why me?』に関連する内容を75日間かけてQ&Aの形で説明していこうと思う。
1日1つのQ&Aを行うとして、本番までに75回行う事をここで断言する。
面倒くさがりなぼくにとって、縛りがある事が、継続する唯一の理由となる。

当日(4/30)の集客に繋げるという狙いが前提として在るが、
少しでも即興芝居に興味を持つ人が増えてくれればいいという想いもまた事実である。

ではさっさと書いていきたいと思う。
なぜならぼくは今、裸なのだ。
描き終えるまでは何も着ないという縛りをこれまた自らに課しているのである。サムイヨー

Q1. 即興芝居とは何か

『why me?』の企画内容を説明する際、一番短い文字数で説明するのであれば「当日劇場に越しいただいたお客様と行なう即興2人芝居」となる。
必要最低限な情報が詰め込まれていて、これ以上は添削できないというのが今のところのぼくの結論である。
演劇畑の人やその界隈の方々ならこの説明でもなんとなく解っていただけるかもしれない。
が、そうでない人にとってはやはり情報量が多いような気もする。
「え、お客さんとやるの?」
「即興って?」
「2人しか出ないの?」
とクエスチョンマークが止めどなく溢れてくる事必至だ。
そこでこの疑問を一つ一つ紐解いていきたい。
記念すべき第1回目は「即興芝居とは何か」である。
この質問に対してのぼくなりの回答はこうだ。

A1. 本番中に役者が舞台上で物語を創る形式の演劇

通常、芝居というものには「台本」が欠かせない。
「台本」には配役や台詞等が書かれており、役者たちはこの台本を基に1〜2ヶ月ほど稽古を重ねる。試行錯誤を経て納得のいったものを作品として、本番でお客様に提供する、というのが演劇のスタンダードな形である。
ちなみに「台本」の「台」とは「土台」を意味する。つまりこれが無ければ何も生まれないのである。

即興芝居の場合はその台本が存在しない
役者が瞬時にセリフやストーリーを創作していく。
結末はもちろん一瞬先の展開も決まっていない。
役者同士で物語を「紡ぐ」というのがぼくが一番好きな表現である。
舞台上での役者同士のやりとりで、その瞬間瞬間に物語が産まれていく。
客席で見ている人にとっては「観劇」よりむしろ「目撃」に近いかもしれない。

スリリングになるのが当たり前で、
良い作品になるかどうかのほぼ全ての責任が役者にかかっている。
面白くなれば良い役者だし、
そうでなければそうでない役者なのだろう。

役者のプライドが懸かった、なかなかエゴイスティックな表現方法なのである。フクキルヨ-


<<『why me? vol.2の詳細>>
【日時】
 4月30日(土)
 13:15 開場
 14:00 開演

【場所】
 @日本橋社会教育会館8Fホール

【料金と2種類の割引プラン】
 ¥4,000
 ※早割 / 3月末までのご予約で−¥500
 ※複割 / 3名様以上でのご予約で−¥500/人
 ※上記2点併用可
 (併用時、お一人様¥3,000となります)

【お申し込み】
 ご予約はこちらからお願いします。
 https://hidetomonagasawa.jp/contact/

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