経営積み木・入門版の123ワークショップ その1

画像1 「経営積み木・入門版」の遊び方、学び方についてのワークショッププログラムのご紹介をさせていただきます。学びを進めるほど積み木の数が欲しくなります。今回は入門版パックを3つ使って出来るプログラムとなっています。
画像2 1人で2パック、2人で2パックの使い方が出来ます。
画像3 1人で3パック、3人で3パックの使い方が出来ます。「3人寄れば、文珠の知恵」ということわざがありますので、3人でやるのがいいようです。1人ずつが1パックを持ち寄って行うプログラムです。それでは、ワークショップに入って行きましょう。
画像4 「経営積み木・入門版」の基本コンセプトを理解していただくワークです。なぜ、球、円柱、立方体、三角柱の4種類なのか?なぜ、円柱・立方体・三角柱の3点セットが2セット入っているのか?前者は、「入門版解説note」で説明済みです。後者については次をご覧ください。
画像5 後で解説する「人間の3要素」ですが、人間を表す時、「◯□△」と端から3つ並べます。右向き人間と左向き人間、人間2人が球をはさんで並んでいます。「2人という人間関係」を表しています。これをどうしても表現したかったからです。以上の2点をお伝えしたくてコーディネートしたセットが「経営積み木・入門版」なのです。たかが7個の積み木のセットなのですが、深い意味が込められているのです。
画像6 ●ジョウセキ1:基本は◯△□●基本的には、「経営積み木」のジョウセキを完全マスターすることが基本です。将棋なら定跡、囲碁なら定石、経営積み木では「定積(ジョウセキ)」、「定まった積み方・組み方・並べ方」という意味の造語です。「経営積み木」におけるジョウセキの基本は6つしかありません。ですから、全然難しいものではありません。●第1のジョウセキは、「基本は◯△□」というもの。「◯△□の積み木」を順番に「円柱ー三角柱ー立方体」と縦か横に並べるだけのワークです。
画像7 ●ジョウセキ2:感性の3作用●◯積み木→調和作用、□積み木→合理作用、△積み木→統合作用●感性論哲学の基本用語の一つ
画像8 ●ジョウセキ3:命という字●次の大谷徹奘氏の「命」の書を参照。◯△□の組み合わせで「命」という字を表す、というヒントをいただいたもので、それぞれの形の持つイメージ、定義に合わせて私なりにアレンジしました。◯と□は左右入れ替えをし、下のタテ棒は失くしました。ジョウセキ全部を同時にイメージしたり、重層的、複合的、有機的、統合的、融合的、六体一如として捉えていただくのが良いと思います。これはどのジョウセキにおいても同じです。
画像9 ヒントになった大谷徹奘氏の「命」という書。
画像10 ●ジョウセキ4:人間の3要素●「命」はすべての生き物にあるもので、その中に、その一つに「人間」があります。感性論哲学的にその人間は3つの要素で表現しています。感性・理性・肉体の3要素で表しています。◯積み木は感性、□積み木は理性、△積み木は肉体です。ここにおいても「六体一如・六位一体・有機的・統合的・重層的・複合的」なジョウセキの関係を思い出してください。
画像11 ●ジョウセキ5:経営●私が提唱している経営は「◯△□の経営」です。「経営とは、基本を徹底し、目標を決めて、行動すること」という定義があります。●下から□積み木を並べ、「基本を徹底し」と口に出し、1個分スペースを空けて上に◯積み木を「目標を明らかにして」と言いながら配置していきます。そして、最後に「行動する」と言いながら△積み木を置いていきます。ここでもジョウセキの六体一如。やるのは人間、肉体の行動、それも命がけで。それは宇宙の摂理・法則「調和・合理・統合」に合うように、整理整頓しながらやっていくのです。
画像12 ●ジョウセキ6:2S(整理整頓)●ものごとすべて整理整頓です。整理とは、要るもの(◯)と要らないもの(□・対角線は×バツになり、要らないを意味するものとする)と分からないもの(△)を分けて、要らないものは捨てること。これが私が決めた「整理」の定義です。「分からない」を入れたところがポイントです。「整頓」は、「要るものをいつでも・誰でも・すぐに取り出せるようにしておくこと」です。●◯積み木は要るもの。□積み木は要らないもの。△積み木話分からないもの。
画像13 ここから、老子の「0123の天地創造論」に入って行きたいと思いますが、途中で積み木の数が足りなくなりますので、1パック増やして話を進めて行きます。●道が一を生み、一がニを生み、ニが三を生み、三が万物を生む。●球が道、一は立方体、ニは三角柱を2つつ合わせた立方体、三を◯円柱、□立方体、△三角柱の3つで表したいところが、無いので、もう1パック開けて、その中の△三角柱を1つ持って来ればいいので、そのようにする。
画像14 これが、もう1パック開けて進めた「経営積み木」の世界です。
画像15 さらに、五行の世界を表現してみたいと思います。陰陽五行を「経営積み木」してみると、どうなるか?●そのためには、5種類の形を決めて行かなければなりません。◯△□に▽と◇を加えれば出来ます。その5種類が「木日土金水」と符合させられるかどうか。木は□、火は△、土は◯、金は◇、水は▽で符合させてみました。
画像16 参考にした陰陽五行の図です。
画像17 2パックあると、ここまで積み木で表すことが出来ます。
画像18 次は、ジョウセキ5の展開です。経営の基本を◯△□で表したものです。「◯△□の経営」の定義は「基本□を徹底し、目標◯を明らかにして、行動△する」というものです。まず、□の積み木を置いて、「基本を徹底し」とし、少し空けて上に◯の積み木を置いて、「目標を明らかにして」とします。最後に、空いてるところに△の積み木を置いて「行動する」とします。●その上で、行動の△の積み木を展開することにします。行動の主体は人間なので、ジョウセキ4を持ってきます。ジョウセキの六体一如をストーリーをつくりながら積み木遊びをするのです。
画像19 次に、基本□を展開することにします。「◯△□の経営」の基本は、感性論哲学なので、ジョウセキ2を持ってきて、□の下に並べてみます。
画像20 そして、さらにその下に球を置いてみます。球から始まる「0123」の老子の世界をイメージしてもらえると、感性論哲学の原理的展開の理解が容易になると思います。
画像21 最後に、一番上に球を置き、一番下の球をジョウセキ2の3作用の上においてみます。最終的には、純粋感性が感性文明を構築する、というイメージを経営積み木してみます。一番上の球は、目標の先に在る目的ー夢ー理想ということで、それは感性文明の構築を指しています。感性論哲学の全体の学びを振り返るための並べ方です。
画像22 今度は、より具体的なアプローチについて、経営積み木していきます。具体的な人間関係とビジネスの展開について進めていきます。●横に並べたジョウセキの人間を縦に並べ替えます。下に◯積み木、次に□積み木、最後に△積み木です。下から上に向けてのうごくです。
画像23 その先にいるのがお客様です。お客様も人間ですから、◯△□で積み木します。すると、ここに人間関係を表す積み木が現れます。ここでもジョウセキの六体一如を思い出して、イメージしてください。「◯△□の経営」における人間関係の現場におけるビジネスの展開です。しかも、命がけの感性の関わり合いの現場です。横から見て分かりやすくしましょう。
画像24 一対一の2人の人間関係を表している経営積み木を斜め横から見たものです。ジョウセキ5の経営の△実行の具体的な現場としての「一対一の人間関係」だということを位置関係でしっかりと意識してください。
画像25 もっと詳しく進めていきたいのですが、積み木の数が足りなくなってしまったので3パック目を投入します。経営における人間関係は、ビジネスコミュニケーションと言っていいでしょう。具体的に入っていくためには、商品・サービスの扱いが必要になってきます。商品・サービスを表す積み木は□積み木ですので、これが欲しかったのですが、足りなくて3パック目を開けました。
画像26 一対一の人間関係の間に「商品・サービス」の□積み木を置いた配置です。これがビジネスコミュニケーションの基本レイアウトです。売る人、買う人、商品・サービスの3点です。●その上でジョウセキ六体一如の視点で展開していきます。売る人の「感性・理性・肉体」、買う人の「感性・理性・肉体」と商品・サービスが織りなすビジネスコミュニケーションの展開です。自分の置かれている現場もイメージしながら、理論を現実の現場に合わせて当てはめながら考えていくことが出来るようになると好ましいです。

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