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本当の積み木の世界

本当の積み木の世界は深いのです。
その深い世界を赤ちゃんは感じて喜んでいるのです。

その深い世界とは、宇宙の秩序であり、
宇宙の摂理であり、宇宙の法則なのです。

積み木を発明したフレーベルは
教育思想家・哲学者であり、
幼稚園を発明した人でもあり、
幼稚園という教育環境とともに
教育玩具も発明した人です。

それらの教育玩具のことを、
輸入された当初「恩物(おんぶつ)」と訳されました。
原語は英語gift、ドイツ語gabeで
「贈り物」の意味です。

「天からの贈り物」「宇宙からの贈り物」
という意味です。
それは、「宇宙の摂理ー秩序たらしめるものー天の恩恵・恵みー私たち人間を秩序たらしめ、平和や幸せをもたらすもの」という意味の言葉で「天の授かりものー有り難いものー恩なる物ー恩物」と訳したのでしょう。

赤ちゃんは、そのようなことを、
理屈や頭でわかっているのではなく、
全身で、手先指先で感じているのです。

赤ちゃんは生まれたばかりで、
理性に冒されることなく
感性で宇宙とつながっているからです。

それを感性でわかった嬉しさや驚きや喜びを
表現しているのだと思います。

フレーベルはそのために「恩物」を
子どものために創ったのですから。

積み木は21種類ある恩物の一部です。
そして、赤ちゃんは感じた宇宙の摂理を
言葉にすることなく
身体に沁み込ませて大きくなっていくのです。

それが木の積み木の本当の意味です。
プラスチックのブロックには無い、
自然木だけが持つ世界です。

大いに積み木の海で遊ばせてあげてください。
このような積み木の深い世界をわかっている大人は
ほとんどいません。

そして、そういうことを知ることなく
大きくなって小学生になる頃、
積み木を卒業していきます。

でも、しっかり卒業証書を授かって
卒業する子どもばかりではありません。

十分に積み木をさせてあげてください。
その上で、プラスチックブロックやプログラム、
英語にお進みください。

くれぐれもこの順序を間違えないでください。

「感性が先。理性が後」。
私も本当の積み木の世界を知ったのは、
58歳の時でした。

衝撃でした。
それが「和久洋三の積み木」世界でした。

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