「ラベル積み木」のラベル位置順番ルール案

画像1 「ラベル積み木」を進めていく上でぶつかった問題がラベルの位置、順番。当初、立方体だけはラベル位置のルールを決めましたが、全部のラベル位置、順番を決める時期が来たようです。こういうことを決めていかざるを得ないのが「ラベル積み木」の世界づくりです。①位置を決める。②順番を決める。③文字を使う。④名前をつける。⑤意味や内容を決める。⑥価値付けをする、等。「子どもの積み木」は、色や形などを加えて造形美術という感性世界に発展していくが、「おとなの積み木」はラベルを通して理性世界を創り出していく。
画像2 球は、ラベルを貼ることができません、理性を寄せつけないことを形や存在がそれを雄弁に語っています。「それ」「it」ということでもありますが、あえていうなら「究極的存在」「無」「空」「神」「天」「霊」「魂」「気」。感性論哲学では、それを「純粋感性」と言って、哲学体系を構成しています。
画像3 立方体。木目のある面を天地・上下として、どちらかを①として順番を決めていきます。そのまま奥に倒して、その側面を②とします。
画像4 その側面をそのまま右回りで②③④⑤と順番付けしていきます。
画像5 同上
画像6 最後に、ひっくり返して底面を⑥とします。この流れが他の積み木における位置・順番の基本となっています。
画像7 円柱の場合、天地上下面のいずれかを①とします。
画像8 ①を奥に倒した側面部を②とします。側面は、3面または4面分の空間があります。状況に合わせて使います。ここでは4面づかいとしています。3面づかいの場合、番号はずれていきます。
画像9 同上
画像10 最後はひっくり返し底面を⑥とします。
画像11 三角柱の場合。これも基本は立方体と同じ。三角面の木目のある天地上下面のいずれかを①としてスタートです。
画像12 奥倒して、その側面の底面を②とします。
画像13 右回りに③④
画像14 ひっくり返して⑤
画像15 三角柱のこれだけが原則を外しています。三角柱をこのように使う場合は、「人・人間」に見立て使うことが多いです。この場合だけ、位置・順番が変わってきます。底面を前面に向けて使います。「人間の顔」に見立てる面を①とします。
画像16 側面右を右腕右手と見立て②
画像17 側面左を左腕左手と見立て③
画像18 背面を背中に見立て④。底面を足腰と見立て⑤とします。
画像19 一列に並べたところ。このようなルールや約束事は、遊ぶ人、使う人はほとんど気にしません。が、教える人、つくる人はこういうことを守らないと「ラベル積み木」における原理原則、秩序、ルールが伝わり、浸透していきません。感性を主に使う「子どもの積み木」と理性も大いに使っている「おとなの積み木」との違いと言っていいでしょう。

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