「経営積み木」の全体が見えてきた!

画像1 「経営積み木」の全体がほぼほぼ見えてきたので、ザッとまとめてみた。セットの絞り込みもでき、その使い方の基本的なこともお話しできるところまで来た。それをご披露させていただき、自分自身のおさらいとさせていただく。この世界がそのまま「みんなの経営物語」ともつながっていくのです。併せて「◯△□の経営」の全貌を明らかにしていくことにつながっていきます。まず、基本は、「球、円柱、立方体、三角柱」の積み木です。記号としては「◎、◯、□、△」です。
画像2 「◯△□の積み木」4種類をセットした「基本セット」。これが基本ユニットです。球1個、円柱2個、立方体2個、三角柱2個の7個セットです。
画像3 基本ユニットの「◯△□の積み木」を使って、基本的な並べ方をマスターしてもらいます。「◯△□の経営」における図形図解的な面の基本なので、絶対に覚えていただく内容です。「いろは」や「九九」のようなものです。大人の場合、バカになってとにかく覚えるということが、なかなかできないので、それが壁です。理性が邪魔するのです。
画像4 とにかく、触って、持って、動かして、遊びながら楽しんでやっていただければ、と思います。まず、ジョウセキ1から。ジョウセキ1:感性の3作用。調和作用◯、合理作用□、統合作用△。これは、感性論哲学からのものです。「感性は動的平衡作用であり、3つの作用として働いている。」
画像5 ジョウセキ2:「命」という字。並べてみて、そう言われれば、そう見える。それでいいのです。一度そう見えてしまえば、次からは、そういうものとして見えるようになります。見立ての世界です。石庭は仏教世界を表していると言われています。それと同じです。積み木に経営の世界が見立てられるように、「経営見立ての世界」をつくりたいのです。
画像6 ジョウセキ3:人間の3要素。これも感性論哲学からです。「感性論哲学的には、人間は3つの要素から成り立っている。感性、理性、肉体である」。この3つの要素を「◯△□の積み木」に置き換えて表すことで、人間理解の深さが一気に哲学的になります。そして、自分を「3つの私」として理解することで、自分づくりの道筋が見えてきます。哲学を積み木化することで、より哲学することが容易になってくるのです。それで、初めて理念の世界に入りやすくなっていくのではないかと思っているものです。
画像7 ジョウセキ4:人間関係。ジョウセキ3の「人間の3要素」のカンタンな応用です。私たちの悩みや問題の多くが人間関係に起因しているとするなら、それを見える化して、問題解決の第一歩となることを願って設けたジョウセキです。
画像8 ジョウセキ5:3S、整理・整頓・清掃。アフターコロナの経営の基本は、まさにこれです。3Sを、物ばかりではなく、情報や「ものの見方・考え方」に横展開していただくと、威力倍増です。◯は「要る」。□は「要らない」。△は「分からない」。整理の定義は「要るものと要らないと分からないものを区別して、要らないものは捨てること。要るもの整頓すること。分からないものについては、改めて整理すること」と、20年ほど前に独自につくりました。
画像9 ジョウセキ6:◯△□の経営。「経営とは、基本を徹底して、目標を明らかにして、行動すること」と定義をしているのが、「◯△□の経営」の立場です。すべては、そこから始まっています。それを平面的には「◯△□の経営ピラミッド」に表し、立体的には「経営積み木」に表しています。つまり、2次元的理解と3次元的理解、そして、あなたの意識によって4次元化していただき、わかってもらえればと思うものです。それが「◯△□の経営」が持っている深さであり、ベストシンプルな世界が持っている原理の世界です。「◯△□は原理である」。
画像10 ジョウセキ7:6大経営資源。これも山本英夫独自の定義からです。「見える経営資源」として、人・物・金。「見えない資源」として、「情報・時間・技術」と設定したところからのものです。人と技術は△。物と情報は□。金と時間は◯。
画像11 ジョウセキ8:経営の3大業務。「売る(精進の仕入含む)・つくる(創る・作る・原材料の仕入含む)・管理する」を◯△□に割り振り、見立てたものです。△は「売る」、人が売るから 。□は「つくる」、商品や情報の連想・見立てから。◯は「管理する、丸く収めるのが好ましいというおもいから。
画像12 「経営積み木・スタンダードセット」。詳しい情報は別の機会に。「経営積み木のサークル」等で展開します。
画像13 とりあえず、使用例。4つの形の関係性を積み木化。
画像14 とりあえず、使用例。数量が増すに伴い、バリエーションが増える様。
画像15 同上
画像16 「◯△□の経営」の解説を積み木化。理念経営への世界の道すじのイメージ、見立ての世界です。詳しくは、別に機会に。「経営積み木のサークル」等で展開します。
画像17 経営理念の詳細展開とドラッカーマネジメントの展開を積み木化するためのセット。詳しくは別の機会に。「具体的には「経営理解展開のピラミッド」を作ります。
画像18 9マスをベースに考えて、経営積み木します。真ん中の◯の積み木が経営理念です。後は、8点メモの要領です。「8点メモ」とは、マンダラメモの私的解釈のメモ法のことです。詳しくは別の機会に。
画像19 その2段目をつくります。
画像20 3段目。
画像21 そして、4段目と頂上で、完成です。頂上の球は、お客様を見立てています。これが具体的な「経営理念展開のピラミッド」です。と言っても、今はおわかりにならないと思います。これも「◯△□の経営」の形です。経営の見える化、経営の触れる化、経営の遊び化、経営のゲーム化に繋がっていきます。そして、それぞれが、それぞれの経営を模索し、それを共有化しながら進められる世界が待っているかもしれません。経営ボードゲーム「みんなの経営物語」の次のステージの一つとして用意しているものです。
画像22 「経営物語のラベル積み木」セット。詳しくは別の機会に。
画像23 その使用例。
画像24 ラベルのない「経営物語」セット。
画像25 スペア。一番よく使うのが、立方体の□の積み木ですので、用意したものです。真ん中の◯に積み木は、アクセントです。
画像26 「みんなの経営物語」経営積み木セット。基本的には「ラベル積み木」のバリエーションです。ラベルをつけるのは、説明のためです。決め事に合わせて名詞の名称のラベルをつけたり、イメージイラスト、チャート、記号などをラベルにして使います。この場合には、「みんなの経営物語」に使うプレート類を積み木化しました。積み木化することで、ワークショップ化もしやすくなります。
画像27 使用例。
画像28 ラベルのないセット。ラベル経営積み木に慣れてくると、ラベルで1つのことに決めてあることが窮屈になってきます。自由に考えようとすると、そうなります。創造力の芽生えです。そのためにはラベルがない方がいいのです。本来の積み木の世界に近づくことができました。これが、私のイメージしている「おとな積み木」の世界です。理性のフィルターを通して、改めて感性の世界に入っていき、おとなの中の子どもの世界を育てることができるのではないか、という可能性を見出そうとしているのです。それが「おとなの積み木」「経営積み木」なのです。

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