$HMHC ホートン・ミフリン・ハーコート CEOインタビュー

ホートン・ミフリン・ハーコート CEOのジャック・ウェルチ(Jack Lynch)が2021年3月10日にヤフーファイナンスのアレクシス・クリストフォロスとパンデミックの教育へのインパクトとEdTech(エドテック)の未来について議論していましたので、紹介します。(現在、暫定版です。文章を再度推敲します。)


アレクシス・クリストフォロス:現在議会を通過している最新の刺激策パッケージには、わが国の学校のためにとても必要な資金が含まれています。というのもわたしたちはパンデミックの反対側に抜け出そうとしており、ますます多くの学校が再開しようとしているからです。

ここでそれについて話すのはジャック・リンチです。彼はホートンミフリンハーコートのCEOです。
ジャック、お会いできてうれしいです。数週間前に発表された最新の決算結果を確認しました。2020年全体で、売上高はbillion dollars(10億ドル)を超えました。その原動力について話してください。パンデミックの間に学校は迅速に方向転換してデジタル化する必要がありました。

ジャック・リンチ:ええ、ありがとう、アレクシス。わたしたちは年間を通じて大きな勢いがありました。パンデミックは本当にデジタルへの移行を余儀なくするメカニズムであったので。
約1年前に、教師全員が家に帰って台所のテーブルから教え、生徒たちが家に帰って、家から学んだことからわかります。そして、それを行う方法は、インターネットとコンピューティングデバイスを介したものでした。

そのため、わたしたちはSaaSベースの請求額が142%と大幅に増加したのを見ました。わたしたちはプラットフォームは約300%と大幅に成長したのを見ました。そしてそれは、K-12(※幼稚園から始まり高等学校を卒業するまでの13年間の教育期間の事)の間の学習テクノロジーのリーダーとしての私たちの立場を本当に固めました。パンデミック後であっても、教育と学習の展望を永遠に変えると思います。


アレクシス・クリストフォロス:それについてもっと話してください。私も自分の子供たちを見てきました。10歳から大学まで見てきました。でも紙や鉛筆はもうあまり見かけません。私たちの子供が学校に通っているときでさえ、すべてがデジタルになったと思われます。物理的な(紙の)教科書のような資料を使用する時代は急速に衰退していますか?


ジャック・リンチ:ええ、あなたが目にしているのは、デジタルソリューションに対する途方もない需要だと思います。
それはリモート環境では必需品でした。そして、1年前よりも教師たちはテクノロジーの使用にはるかに堪能になりました。はるかに多くの子供たちが1年前よりもコンピューターとインターネットにアクセスできます。
それは、デジタルソリューションの継続的な成長と需要にとって非常に有利な条件です。
 また、印刷物とデジタルの使用を比較する場合、エンゲージメントとパーソナライズの向上を除けば、(紙の)本は学生の学習に関するデータを提供しないのに対し、デジタルプラットフォームは、生徒が何を知っているか、何を学ぶ準備ができているかについての知見を教師へ提供します。そのため、デジタルソリューションに対する需要はますます高まっています。

私たちが教室での教育に戻ると、それは子供たちがフルクラスの指導、グループ指導、ペアリングと共有、プロジェクトベースの学習から学ぶ社会的な懇親会のようなものになりますが、(デジタル)テクノロジーを教室に導入することで、教師が生徒の個別学習にまで対応できるようにするのに役立ちます。


アレクシス・クリストフォロス:私があなたの最新の結果を調べている間、あなたが第4四半期に$83Million(8,300万ドル)強の損失を報告したのを見ました。何がその損失を引き起こしたのですか?そして、あなたはいつ物事がターンアラウンドできると思いますか?


ジャック・リンチ:ええ、それは本当にペーパーロス(会計上の損失)です。つまり、私たちは現金ビジネスとしてビジネスを経営しています。つまり、それ(わたしたちのビジネス)は現金請求額であり、フリーキャッシュフローでもあります。
そして、わたしたちのフリーキャッシュフローはプラスでした。そして、今年は大幅なフリーキャッシュフローを生み出し、請求額を伸ばすことができました。したがって、それは実際には会計上報告されたペーパーロスであり、実際、ビジネスは年間を通じてプラスのフリーキャッシュフローを示しました。


アレクシス・クリストフォロス:次の秋について全国の学校を通して(顧客基盤から)何を聞いていますか?
次の秋には私たちは皆、国のずっと多くがワクチン接種を受けることを楽しみにしており、
学校は何百万人もの子供たちにとってずっと正常になる可能性がありますか?
学校は(正常になる)準備ができていると思いますか?何を聞いていますか?


ジャック・リンチ:ええ、来年は学校に戻って、教室に戻ることに大きな焦点が当てられていると思います。その動きは今年から始まっています。それが一番です。しかし、教育者が現在直面している最大の問題は、学習の喪失だと思います。
リモート教育は次のような結果をもたらしました。つまり、マッキンゼーによる最近のレポートでは、以下の事を示しています。
今年を終えるにあたり、生徒1人あたり平均5〜9か月の学習損失があり、最良の場合、1年の半分の学習損失が起きました。

ですから、私たちがしなければならないことは、夏の学校と補修教育と教育介入プログラムを通して、子供たちが来年に向けてキャッチアップするのを助けることです。ですから、それが教育者にとって最大の焦点だと思います。私たちにとって良いニュースは、私たちが国内で最も評価の高い(研究で証明された)教育介入プログラムを持っていることです。
そして、私たちは教育者がそれらの生徒がキャッチアップするのを助けるのに役立つ立場にあります。


アレクシス・クリストフォロス:この間にデジタルプラットフォームに参加した新しいクライアント、新しい学校の数を教えてください。
そして、彼らが教室に戻ったときでも、彼らがあなた(のビジネス)にしっかりつながっている(sticky)という兆候はありますか?
つまり、基本的に、私は顧客維持について話しているのです。


ジャック・リンチ:そうですね。私たちは国内最大の学習テクノロジー企業です。つまり、私たちは学校の90%、生徒の90%、教師の90%にサービスを提供しています。したがって、成長を測定する場合、それほど追加の浸透はありません。
コアカリキュラムプログラムに介入プログラム、補足プログラムにクロスセリングしているのがウォレットシェアの増加となります。
その結果、教材に費やす学生の年間支出の割合が高くなっています。これが、私たちが成長を測定する方法です。そして、私たちはその成長に満足しています。


アレクシス・クリストフォロス:わかりました、ホートンミフリンハーコートのジャック・リンチ、私たちと一緒にいてくれてありがとう。
幸運を祈ります。

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