ガラパゴスでいいじゃない。

「言挙げ」
という言葉が
かつて日本にあった。

これは
何でも言葉で表そうとすること
の意味で、

それは恥ずかしいこととされた。

その文化は
今でも日本にあって、
言わぬが花
みたいな考え方は、
現代にもある。

議論し尽くさずに
権威や世間体に
忖度して
なんとなく合意を得る
プロセスも
未だにある。

欧米諸国には
これが理解できないから
日本人は分からないとされたし、
日本も彼らに習い、
論理的に全て語ることが
是だという風潮が起きた。

言葉にすることは
大事だけれど、
言挙げを恥とする文化を
否定するのは違う。

欧米諸国に追いつくため、
は一理あるけれど
それと同等に、それ以上に、
日本の文化への理解やリスペクトが
あってもいいな、と。

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