見出し画像

パリ2024オリンピック 大会5日目〜7日目 国民を感動させた選手達🤺

こんにちは、Hideです🥋

パリオリンピックも10日間が過ぎ折り返しに入りました。

3日目以降は、仕事が立て込み暑さもあり記事を出せずにおりました。

その間に様々なドラマがパリの会場で繰り広げられていました。

感動あり、憤りもあった一週間でした。

そんな勇気と感動を与えてくれた選手達の活躍を振り返っていきましょう。

今回は大会5日目〜7日目までのTEAM JAPANの活躍をお送りします。


大会5日目

柔道男子81kg級 永瀬貴規 金メダル連覇

決勝戦、2分50秒で相手選手を小外刈り1本で畳に沈め東京五輪からの連覇を果たした。

連覇が難しいと言われる81kg級で五輪連覇は史上初の初の快挙。

そこまで激しい動きはないが、組み手の強さは素人の私が観てもわかる。

いつの間にかあっさりと倒されてしまったという感じが相手選手から伝わってきた。

静かな雰囲気を持っている永瀬選手だが、寡黙な日本男児に見えるが、秘めた力と技は本物だった。

観ているこちらを魅了する究極の柔道だった。

決勝 2分50秒で見た目あっさり相手を倒した感じがした この人の技術は凄い

長崎市出身の30歳、次のロス五輪で三連覇を目指して欲しいです。

どうしても66kg級の阿部一二三選手や、90kg級のハーフで三四郎と日本柔道の申し子の様な名前が格好いい村尾三四郎選手のイケメン選手の影に隠れがちだが、この人の柔道は「柔よく剛を制す」を地でいくスタイルだ。

今後の活躍にも期待したい選手の1人。

史上初の81kg級での金メダル連覇おめでとうございます。

体操女子団体総合でエース不在の中、チームの結束力で8位入賞

大会の開幕直前で、エース宮田笙子選手の不祥事による辞退で、バタつくかと思われたが、残された4人が結束し、それぞれの力を大いに発揮し、8位入賞で終えた。

宮田選手がいれば…という”たられば〜”を周囲に言わせる事なく、全員の結束力で予選を5位で通過し、8位入賞は大健闘だと思う。

チームの結束力で掴んだ8位入賞

辞退した宮田選手はそこから何を感じ、今後へどう活かしてくるかに興味がある。

スポーツ選手の不祥事は過去にも度々あるが、あのダルビッシュもその1人であるが、現在ではWBCの優勝はダルビッシュがいたから出来たとWBC日本代表の栗山監督に言わせるほど、チームの柱になった。

実力のある選手ほど、周囲から甘やかされる部分もあるのは確かだ。期待されるプレッシャーも大きく時に道を踏み外しそうな時もある。

しかしながらそこから這い上がるチャンスを与え、自らどう建て直していくかが大事なところ。

反省するところは反省して、また我々に素晴らしい演技を観せて欲しいと願っている。

体操女子団体の4人のメンバーに、大変な中よく頑張った、お疲れ様でしたと労いの言葉をかけてあげたいと感じましたね。

男子BMXフリースタイル・パーク 中村輪夢(りむ)選手新技連発もメダル届かずも5位で入賞

2008年から五輪競技に正式採用された競技。

フリースタイルは、自転車を使用しアクロバティックで難易度の高いテクニックを競う競技だ。

パークは、スケートボードなどにも使われる専用施設で、ダイナミックなジャンプや回転などのテクニックを競い合う競技。

京都市出身の22歳。日本人唯一でBMX出場選手。

「バックフリップ・テールウィップキャッチ to テールウィップ」や「360・ダブルダウンサイドテールウィップキャッチ to テールウィップ」という世界初の新技であるトリックを2つも組み込んだランでコンコルド広場に集まった観客を魅了した。

新しい技を二つも組み込んだテクニカルな輪夢選手

その高度で難易度の高い技を披露しながら、惜しくもメダルには届かず5位入賞となった。

試合後のインタビューで、東京五輪に続いての5位に「また、5位かぁ〜、悔しいけど、今できることはやれたかぁ〜」と明るく爽やかに話した後「こんなところで諦められないので、また次に向けて頑張りたい」と前を向いたのが印象的でしたね。

次のロスでは、経験値を増やし技を磨いて是非日本にBMX初のメダルを届けて欲しいと思いました。

輪夢選手お疲れ様でした。またスリリングでテクニカルな技を我々に観せて下さい。

大会6日目

体操男子個人総合で岡慎之介選手金メダルに輝く 日本勢4連覇

二十歳の新王者岡慎之介選手が、力強い演技で金メダルを獲得しました。

日本勢としても東京五輪で金メダルの橋本大輝選手に続いての金メダル。

試合後に一昨年に全治8ヶ月の大怪我をし経験を踏まえ、「周りのサポートに感謝の気持ちを込めた演技ができた」と感謝の思いを明かした。

個人総合で金メダルを獲得して笑顔の岡選手

周りへの感謝の気持ちを忘れない岡選手は偉い!

怪我を乗り越えての金メダル獲得おめでとうございます。

男子柔道90kg級で村尾三四郎選手が銀メダル

決勝での試合終了間際に村井選手が繰り出した小内刈りが、相手選手の技有りポイントになってしまい、合わせ技1本となり負けてしまいましたね。

ビデオ判定で相手選手にポイントが入りましたが、なんか納得いかない判定でしたね。

相撲じゃないんだから最初に落ちたのがどちらの選手かとか〜またしても不可解な判定でしたね。

三四郎選手が押していたのはいたのは明らかなのに…

微妙な判定で銀メダルとなった三四郎

試合に負けて勝負に勝った、というところでしょうか。

ルール上の結果なので仕方のないことですが…ちゃんとした柔道をしていたのは三四郎選手かなと私は感じています。

三四郎選手、惜しい銀メダルでしたが、まずはおめでとうございます。お疲れ様でした。

男子柔道100kg級ウルフアロン選手敗者復活戦で敗れる 女子柔道78kg級高山莉加選手3位決定戦敗退

東京五輪で金メダルを獲得したウルフ選手は、柔道の魅力を伝えようと必死でテレビ出演の依頼を断らず、PR役を買って出た。

しかし 「これでは『柔道がちょっと強いだけの面白い人』になってしまう」という危機感から、目の色を変えて稽古に取り組んだ。落選危機を乗り越え、五輪切符を手にした。

敗者復活戦でスペインの選手に敗れたウルフ・アロン
 「これ以上五輪を続けることはない」と語っている。

重量級の試合は迫力があり観ている側を熱くさせる。金メダルを期待したが、他国の選手達もそうそう連覇はさせてはくれない。

厳しい勝負の世界を感じさせてくれた試合だった。

パリ五輪がオリンピック初出場となった78kg級の高山選手だったが、3位決定戦で惜敗し、初出場でのメダル獲得はならなかった。

大会7日目

バドミントン混合ダブルス ”わたがしペア”涙の2大会連続の銅メダル

東京五輪でも銅メダルを獲得した渡辺勇大選手と東野有紗選手の”わたがしペア”が抜群のコンビネーションで、2大会連続で銅メダルに輝いた。

3位決定戦で、汗びっしょりの2人が、勝った瞬間に顔を覆った東野選手と、顔をコートに伏せて叩いた渡邉選手でしたが、起き上がって涙で抱き合った場面は感動的でした。

”涙の銅メダル 価値ある銅メダル”と絶叫した実況も名セリフでした。会場の観客の皆さんも泣いていました。

抜群のコンビネーションの”わたがしペア”

試合後のインタビューでお互いを讃えあい感謝の気持ちを語った2人は観ている方も泣かせてくれましたね。

東野選手が言った「感謝しかない、勇大君と出会えて良かった」の言葉が耳に残りましたね。

いやいや本当にお互いをリスペクトした良いペアでしたね。銅メダルおめでとうございます。

金メダルを期待された女子トランポリン森ひかる選手 メダルならず6位入賞

前回の東京五輪では期待されながら、まさかの予選敗退でリベンジに挑んだ今大会でした。

予選を6位で通過し挑んだ決勝、上位陣にポイントで差をつけられ2回目の五輪を終えた。

元世界女王として国を背負い期待されながら、敗れた東京五輪から3年。

東京五輪後に引退も考えたが、五輪の印象を悪くしたくないとの思いから現役を続行を決意。

笑顔で最後の演技を終えて手を振る 森ひかる

試合後、森の表情はやりきったというような笑顔で「支えてくれた方々がいて、色んなことがあったからこそ楽しめた」と涙ながらにコメントした。

力を出し切った6位に納得の森選手、時折試合後に見せるおどけたポーズをする明るいキャラクターで人気があるアスリートでもある。

まだ25歳次のロスはどうなるのかは、定かではないが、また明るい笑顔を我々に観せて欲しい。

6位入賞おめでとうございます。

男子柔道100kg超級斉藤立選手 初出場メダル獲得ならず 名柔道家だった天国のお父さんに次回のメダル獲得を誓う

この方は、私達の世代では有名な名柔道家である斉藤仁さんの息子さんである。

準決勝まで勝ち上がり、親子で金メダル獲得を目指したが、3位決定戦で惜しくも敗れてしまいました。

立選手はまだ22歳と若いもっと経験を積んで、次のロス五輪で金メダルをとって欲しいです。

父である斉藤仁さんも五輪で初めて金メダルを獲ったのは1984年開催のロス五輪だったのです。

当時山下泰裕選手という大選手が仁さんの前にいつも立ち塞がっていました。

日本柔道連盟は85年ロス五輪で、山下氏を無差別球、仁氏を95kg級に分けて出場させ、W金メダルを獲得させた。

当時仁氏はそのことに関して、山下氏を破って優勝が最大の目標だったとして、蟠りがあったという。

しかし、この立選手お父さんに顔がそっくりですね〜昔の柔道を思い出させてくますね。

柔道の山下氏と斉藤氏といえば、我々世代なら誰もが知っているレジェンドですからね。

お父さんが初のメダルを獲得したロスの地で、親子で金メダルを是非叶えて欲しいです。

期待しています。個人戦お疲れ様でした。

女子柔道78kg級の素根輝選手は、敗者復活戦で敗れメダルには届きませんでした。

フェンシング女子フルーレ団体 銅メダル 日本女子で初のメダル獲得の快挙

3位決定戦に進んだフェンシング女子団体チームでしたが、メンバー全員で円陣を組んでから試合に臨みました。

初陣をきった宮脇花綸選手が先取点をとり日本チームに勢いをつけました。

東晟良選手が相手と組み合った中で、手首を返しポイントした場面は痺れましたね。ありゃお見事です。

最後に試合を締めた上野優佳が1点差のリードを守り切り銅メダルを獲得しました。

日本のフェンシング女子五輪メダル初のメダル獲得で、快挙に沸いた銅メダルでした。

試合後、日の丸を背に笑顔を見せる日本女子フルーレチーム

メダル獲得後の会見で、宮脇選手が語った
「あまり実感がない状態だったが、メダルを手にしてメダリストになったなと。本当にこれまでの3年間、競技人生の思いが詰まったメダル。世界で一番重い300グラムだなと思った」
という言葉がが印象的でした。

東晟良選手、上野優佳選手、宮脇花綸選手、菊池小巻選手のチーム銅メダル獲得おめでとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?