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【work】 言葉が伝わる?フォネティックコードTシャツ

「アルファからチャーリー、周辺空域を警戒せよ!」
映画などで軍隊の通信にこんな感じのやり取りがよく出てきますね。 なんだか暗号っぽくてかっこいい! アルファはA、チャーリーはCを示す "フォネティックコード(phonetic code)" という規則に基づいた文字の置き換え。
今回は過去作品からこの "フォネティックコード" をモチーフにしたTシャツデザインを紹介。

フォネティックコード(通話表)とは、無線電話での聞き間違いを防ぐために制定された規則で、原文を1文字ずつ正確に伝えるために用いられます。 このフォネティックコードにはラテン文字圏(英語やスペイン語などアルファベットを用いる)で主に使われている欧文通話表(今回紹介しているデザインではNATOフォネティックコードを使用)と、日本語にローカライズされた和文通話表などがあります。
Wikipedia: 通話表

デザインを見てみましょうか。

フォネティックコードTシャツ 前面
フォネティックコードTシャツ デザイン部分

デザインは円形にレイアウトされたNATOフォネティックコードが内側、外側には和文通話表という構成。 この円形のデザインは回転式のエンボステープライターをモチーフにしています。

Gの文字が gragre.com に置き換えられていますが、これは当時僕がやっていたTシャツ屋さん grass green closet のURL(現在はドメインを所有していません)ですが、正しいコードは Golf です。

このTシャツを着ていれば、海外で聞き取りにくい名前のスペルを教えてもらうときに役立ったりしてすごく便利ですね!

サポートしてくれる人が増えると、新しい作品を作る余裕も出てきます。余裕は新たな可能性を見出す機会をもたらしてくれますね。新たな可能性からは今までと違った視点も生まれるかもしれません。