富山にいた頃の写真。
久々の雪だ。雪の夜は空が低く感じる。
雪を見ると富山にいた頃を思い出す。富山ではこれ以上の雪が冬の間中降り続いていた。(#1)
富山が懐かしくなってきた。
せっかくなので、富山にいた頃に「なんか良いな」と思って撮った写真を何枚か載せる。どれも自分の生活範囲内で撮った写真だ。(海だけは例外)
厳選した結果、全部で20枚になった。
写真を見ていると、穏やかで、ワクワクする景色がたくさんある良い場所だったように思えてくる。
もっとちゃんと思い返すと、雨ばっかりで陰鬱な気持ちになることも多々あったけれど。
何はともあれ、久々に雪を見てノスタルジックな気持ちを味わえた。
富山にいた頃は、自転車が使えなくなるし靴や靴下がぐじゅぐじゅになるしで雪にうんざりしていた。
しかし実害を被らずに眺めている分には、雪っていいもんだ。
写真には残してないけど、暗い夜に、降る雪が街灯の下でだけ照らされ、その存在を確認できるという光景を見て、なんか良いなと思ったのを覚えている。(車のヘッドライトに雨粒が照らされるような感じ)
当時はそれを見て「おもちゃ箱みたいだ」という感想を抱いた。しかしなぜおもちゃ箱だと思ったのかは自分でもよく分かっていなかった。
今思い返してみると、街灯の下でだけ雪が見える光景が、スポットライトの下でだけ物事が顕在化する舞台のように見えたのだと思う。
そして現実のミニチュア版である舞台からおもちゃ箱って単語を連想したんだろう。
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