合併症 発症
2005年(平成17年)はとても暑い夏だったと記憶する
6月の下旬だったろうか
工事現場での作業中に足をぶつけてしまった
右足の人差し指と中指の間に傷ができた
本当に小さな傷で少し血が出た程度
1週間経っても傷口が塞がらない
半月が経つと少し腫れ始め 傷口が広がり 膿が出始めた
少し微熱が出たので 仕事を早退し近所の病院へ
大したことないです 炎症を起こしています
抗生剤を飲んでください
8月に入ると足の腫れが大きくなり
靴が履けなくなりました
38度の熱が続き少し大きい病院へ
傷口と血液検査を見た医者の一瞬の顔が今でも忘れられない
こちらでは対処ができませんので
安佐市民病院へ紹介状を書きます
明日必ず行ってください。
安佐市民病院は広島市北部の拠点病院です
皮膚科の医師が傷口の処置をしてくれた
名越さん このまま入院して下さい
歩いてはいけません 車椅子で移動してください。
右足の傷の診断名は
糖尿病性壊疽による骨髄炎です
人差し指と中指の骨の一部が溶けて消滅しています
このままですと生命にかかわります
右足は切断することになります