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最近,何か物足りないなと感じるお話

随分と自分の考えに関して文字にしてまとめるという作業を行っていなかった。自分の書きたいという気持ちが一通り満たされて,自分の意見をこのオープンなデジタル空間に提示する感覚も掴めてきたという実感が朝日を浴びながらPCの前に座る習慣を遠ざけていった。
 僕のこの一度分かった気になってその分野を後にするという癖は気をつけなければならないと思っている。なぜなら,自分がその分野に関して長い年月をかけて学んできたわけでも,誰かと議論を重ねてきたわけでもなく,つまりある意味,無知である。ということだからだ。

時間をかけたインプットだけで分かった気になるのは疎かだし,自分と知った仲間内だけで議論するだけでは偏り過ぎる。そのため,自分が本来使用する学びのプラットフォームや方法からいかに脱却するのかを言うことが,分かった気になると言うことの一つの解決方法になるのだと思う。このnoteもそうだ。本来私は文章を書くということは得意ではなく,いつも自分の考えを可視化したいときには,ノートにグラフィック文字をつなぎ合わせて自分の考えを客観視する様にしている。その文脈において接続詞で文と文をつなぎ合わせることは不要だし,誰かに見られるかも知れないと文末の言葉を合わせるなどの気を遣うこともない。

でもこのようなルーティーン化された流れから脱却して,友人やインターネット上の人々の知見を借りて,新たな側面から自分を客観視ことでより物事を構造的に再構築できるし,一般化された意見を知ることが出来ると思う。インプットに偏りがちな私にとってはこのような作業は非常に大切だ。

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